2012年03月20日
やっと来た!KRガイド!!
まいど!!
待ちに待ったこいつが…
KRガイドセットが届きました!!
予定だと2月末には出る予定でしたが、メーカー側で遅れたそうで3月にずれ込んだそうです!!
んで、初めからナノガイドセッティングで軽量&高感度で、バッドガイドが小径で高足仕様のKガイドでスプールからのラインのばらつきを押さえこんで飛距離を上げてライントラブルも抑えるってガイドセットなのですが、実際見てみるとびっくりするほどガイドが小さいです!!
えっ?ってぐらいナノガイドです!!ティップ側もバットもかなり小径です!!
機能的には良さそうなのですが、スレッド巻くのが大変そう…。
まぁ!がんばります!!
それと、今回はKRガイドを入れるに当たって感度重視でロッドを作りたいので、前回問題点であったスレッドコート剤を替えようと思っています!
前回、マタギさんのコート剤を使ったのですが、粘度があり過ぎてぼってりしすぎてしまい薄く塗ったつもりでもかなり厚塗りになってしまいました…。
やはり感度を考えるとスレッドコートは薄い方がいいに決まってるので、今回は粘度が少ないものにしました!
んで、いろいろと調べた結果…。
フレックスコートのライトってやつで組むことにしました!
これは、粘度が少なくしかも柔軟性があるそうなので、良く曲るライトロッド製作にかなりいいそうです。
これで、前回の問題点克服をしたいと思います!!
これで、材料がそろったのでようやっとロッド製作に取り掛かれます!!
また出来上がったらブログアップしたいと思います!!
んじゃ!!
待ちに待ったこいつが…
KRガイドセットが届きました!!
予定だと2月末には出る予定でしたが、メーカー側で遅れたそうで3月にずれ込んだそうです!!
んで、初めからナノガイドセッティングで軽量&高感度で、バッドガイドが小径で高足仕様のKガイドでスプールからのラインのばらつきを押さえこんで飛距離を上げてライントラブルも抑えるってガイドセットなのですが、実際見てみるとびっくりするほどガイドが小さいです!!
えっ?ってぐらいナノガイドです!!ティップ側もバットもかなり小径です!!
機能的には良さそうなのですが、スレッド巻くのが大変そう…。
まぁ!がんばります!!
それと、今回はKRガイドを入れるに当たって感度重視でロッドを作りたいので、前回問題点であったスレッドコート剤を替えようと思っています!
前回、マタギさんのコート剤を使ったのですが、粘度があり過ぎてぼってりしすぎてしまい薄く塗ったつもりでもかなり厚塗りになってしまいました…。
やはり感度を考えるとスレッドコートは薄い方がいいに決まってるので、今回は粘度が少ないものにしました!
んで、いろいろと調べた結果…。
フレックスコートのライトってやつで組むことにしました!
これは、粘度が少なくしかも柔軟性があるそうなので、良く曲るライトロッド製作にかなりいいそうです。
これで、前回の問題点克服をしたいと思います!!
これで、材料がそろったのでようやっとロッド製作に取り掛かれます!!
また出来上がったらブログアップしたいと思います!!
んじゃ!!
2012年02月27日
群馬フィッシングショー
まいど!!
今日は群馬フィッシングショーに行ってきました!!
本当は宮城AVさんで行われるマスマスター第4戦に出る予定でしたが、今日の朝まで仕事があったのでキャンセルしました…。
朝すぐに仕事を済ませ、即効群馬に帰り、その足でビエント高崎で行われた群馬フィッシングショーに行ってきました!!
すっごい人!!かなり混んでいました!!
まずはトラウト系の出典ですが、やっぱり管釣りが多いのと管釣り人口が多いのでかなりの数が出ていました!
有名どころだと、ロデオ、バルケイン、フォレスト、アングラーシステム、ロブルアー、ヒーローズ、アイビーライン、ティモン、ノリーズ、ムカイ、シーレーベル、ラッキークラフト、オフィスユーカリ、アングラーズドリームバイト、コータック、ゴットハンズ、ジャクソン、ティムコ、HMKL、マグネット…たぶんこれくらいかな?
あとは渓流系も何社か出ていました!!
とにかく管釣り系はかなりの出典だったんで見ごたえばっちりでした!!
各社、新製品やオリカラなどいろいろと出品していました!!
特に最近ロッド製作にはまっているので、ロッドばかりになってしまいますが、今月号のアングリングファンに出ていたフォレストの玄舞とエリアユニゾン。
玄舞は比較的軟らかめな調子でテーパーはレギュラーからスローっぽい感じでした!KRガイド搭載でキャスティング性能や感度などかなり良いそうです!!デザインもロデオっぽい感じでかなりカッコいい感じでした!!
エリアユニゾンはカラーとグリップが変わりガイドもチタンKガイドになり、かなりしゃっきりした感じになりました!!
このチタンガイドになっての感覚が分かったのは自分としてはかなり収穫でした!!
ってもの、今作っているブランクスが…。
それと、ロッドつながりで今回凄い!!って思ったのがこれ…。
あのラインで有名なバリバスがエリアロッドを出すみたいです!!
その名もエリアドライブで、とにかくグリップがカッコいい!!
瀧スぺなどに使われている、フジのスケルトンリールシートをベースに、カーボンパーツと金色のデコレーションパーツで作っているので、軽いし、感度良さそうだし、カッコいいし!!かなりヤバいです!!
ブランクスもロープライスモデルが4種類と、ハイエンドモデルが2種類とあります!振った感じも掛け調子だったり乗せ調子だったり、ソリッドティップがあったりとそれぞれ良い感じで、いろいろな釣りに対処できるともいます。
ガイドセットは最新のKRガイドでロープライスモデルがステンレスモデルで、ハイエンドがチタンガイドとなります。
気になる値段は、ロープライスモデルが18500円と、ハイエンドモデルが24000円で発売予定らしいです!!
正直違うメーカーが同じことやったら5万円近く行くと思います!!もし自分で同じ感じに作ってもこの値段じゃ出来ないと思います!!
コンセプトにある通り、ハイコストパフォーマンスとあるのですが、この性能でこの値段なら、これは絶対に売れると思います!!
そんでもって、今回の目的である…。
もちろんリールです!!
しかも、ダイワから発売されるニューイグジストです!!
雑誌にも出ていてかなり気になっていたのですが、やっと実物を見ることが出来ました!!
見た感じは正直カッコいい!!究極に肉抜きしてあってさらにカーボンパーツで装飾してあります。
ハンドルも肉抜きがしてあってかなり軽そうです!!
雑誌なんかでは変なカットで掲載されていたので、全体が余り良く分からなかったのですが、今回見てこれはかなりカッコいいです!!
ドラグも今まで通りイグジストらしいドラグ音です!!
それと、まわした感じは…。
新型セルテートを軽くした様な感じです!!セルテートみたいにしっとり滑らかな巻き心地になり、さらにローターが半端なく軽くなっているのでその分セルテートよりは軽くなっていると思います!!
ただ空回ししただけなので何とも言えませんが、前のモデルのような巻きの軽さはないかなぁ…。
それと、一番気になるザイオンボディーですが、メーカーの担当さんに聞くとマグボディーよりは強くなっていて、ボディー歪みによるギアの異常摩耗が防げるので、長い間この巻き心地が続くそうです。
しかも、ボディーが強くなっているので、当たり外れがほぼ無い!!とメーカーさんが言っていました!!
ギアも、前のモデルよりは滑らかになっているのと、強く作っているのですぐにゴリゴリとは行かないみたいです!!
なので、いじらずにノーマル状態で長く使いたい人ならお勧めだと思います。
お次は、シマノのバンキッシュ!!
すでに、釣り具店にデリバリーされているので、触ることができるのであまり感動が無かったのですが、気になっていたこれが…。
発売予定の夢屋スプールです!
ドラグ音が大きくなっているらしいのですが…。
ん~純正よりは音が大きいのですが、ダイワみたいな感じでは無かったです!!
音質も純正よりは甲高い感じだと思います!!
その後は、管釣り以外の釣りの製品も見たりと、かなり勉強になりました!!
特に、鮎釣りロッドの展示はかなり圧巻です!!あんな長いものがたくさんある姿は見ごたえありです!!それと、初めて持ったのですが、びっくりするほど軽いし、カラフルだし驚きでした!!
それと、いろいろなブースでイベント限定ガチャガチャがあるので何回かしたのですが…。
こんなにもらえました!!
しかも、最後に招待券を持っているとくじ引きが引けるのですが、もらったものは…
シマノのポーチをもらいました!!
イベント中も各ブースでじゃんけん大会があったり、ポップコーン配っていたり、子供限定の釣りゲームがあったりととても楽しめるイベントだったと思います!!
また来年も機会があったら行きたいと思います!!
そんじゃ!!
今日は群馬フィッシングショーに行ってきました!!
本当は宮城AVさんで行われるマスマスター第4戦に出る予定でしたが、今日の朝まで仕事があったのでキャンセルしました…。
朝すぐに仕事を済ませ、即効群馬に帰り、その足でビエント高崎で行われた群馬フィッシングショーに行ってきました!!
すっごい人!!かなり混んでいました!!
まずはトラウト系の出典ですが、やっぱり管釣りが多いのと管釣り人口が多いのでかなりの数が出ていました!
有名どころだと、ロデオ、バルケイン、フォレスト、アングラーシステム、ロブルアー、ヒーローズ、アイビーライン、ティモン、ノリーズ、ムカイ、シーレーベル、ラッキークラフト、オフィスユーカリ、アングラーズドリームバイト、コータック、ゴットハンズ、ジャクソン、ティムコ、HMKL、マグネット…たぶんこれくらいかな?
あとは渓流系も何社か出ていました!!
とにかく管釣り系はかなりの出典だったんで見ごたえばっちりでした!!
各社、新製品やオリカラなどいろいろと出品していました!!
特に最近ロッド製作にはまっているので、ロッドばかりになってしまいますが、今月号のアングリングファンに出ていたフォレストの玄舞とエリアユニゾン。
玄舞は比較的軟らかめな調子でテーパーはレギュラーからスローっぽい感じでした!KRガイド搭載でキャスティング性能や感度などかなり良いそうです!!デザインもロデオっぽい感じでかなりカッコいい感じでした!!
エリアユニゾンはカラーとグリップが変わりガイドもチタンKガイドになり、かなりしゃっきりした感じになりました!!
このチタンガイドになっての感覚が分かったのは自分としてはかなり収穫でした!!
ってもの、今作っているブランクスが…。
それと、ロッドつながりで今回凄い!!って思ったのがこれ…。
あのラインで有名なバリバスがエリアロッドを出すみたいです!!
その名もエリアドライブで、とにかくグリップがカッコいい!!
瀧スぺなどに使われている、フジのスケルトンリールシートをベースに、カーボンパーツと金色のデコレーションパーツで作っているので、軽いし、感度良さそうだし、カッコいいし!!かなりヤバいです!!
ブランクスもロープライスモデルが4種類と、ハイエンドモデルが2種類とあります!振った感じも掛け調子だったり乗せ調子だったり、ソリッドティップがあったりとそれぞれ良い感じで、いろいろな釣りに対処できるともいます。
ガイドセットは最新のKRガイドでロープライスモデルがステンレスモデルで、ハイエンドがチタンガイドとなります。
気になる値段は、ロープライスモデルが18500円と、ハイエンドモデルが24000円で発売予定らしいです!!
正直違うメーカーが同じことやったら5万円近く行くと思います!!もし自分で同じ感じに作ってもこの値段じゃ出来ないと思います!!
コンセプトにある通り、ハイコストパフォーマンスとあるのですが、この性能でこの値段なら、これは絶対に売れると思います!!
そんでもって、今回の目的である…。
もちろんリールです!!
しかも、ダイワから発売されるニューイグジストです!!
雑誌にも出ていてかなり気になっていたのですが、やっと実物を見ることが出来ました!!
見た感じは正直カッコいい!!究極に肉抜きしてあってさらにカーボンパーツで装飾してあります。
ハンドルも肉抜きがしてあってかなり軽そうです!!
雑誌なんかでは変なカットで掲載されていたので、全体が余り良く分からなかったのですが、今回見てこれはかなりカッコいいです!!
ドラグも今まで通りイグジストらしいドラグ音です!!
それと、まわした感じは…。
新型セルテートを軽くした様な感じです!!セルテートみたいにしっとり滑らかな巻き心地になり、さらにローターが半端なく軽くなっているのでその分セルテートよりは軽くなっていると思います!!
ただ空回ししただけなので何とも言えませんが、前のモデルのような巻きの軽さはないかなぁ…。
それと、一番気になるザイオンボディーですが、メーカーの担当さんに聞くとマグボディーよりは強くなっていて、ボディー歪みによるギアの異常摩耗が防げるので、長い間この巻き心地が続くそうです。
しかも、ボディーが強くなっているので、当たり外れがほぼ無い!!とメーカーさんが言っていました!!
ギアも、前のモデルよりは滑らかになっているのと、強く作っているのですぐにゴリゴリとは行かないみたいです!!
なので、いじらずにノーマル状態で長く使いたい人ならお勧めだと思います。
お次は、シマノのバンキッシュ!!
すでに、釣り具店にデリバリーされているので、触ることができるのであまり感動が無かったのですが、気になっていたこれが…。
発売予定の夢屋スプールです!
ドラグ音が大きくなっているらしいのですが…。
ん~純正よりは音が大きいのですが、ダイワみたいな感じでは無かったです!!
音質も純正よりは甲高い感じだと思います!!
その後は、管釣り以外の釣りの製品も見たりと、かなり勉強になりました!!
特に、鮎釣りロッドの展示はかなり圧巻です!!あんな長いものがたくさんある姿は見ごたえありです!!それと、初めて持ったのですが、びっくりするほど軽いし、カラフルだし驚きでした!!
それと、いろいろなブースでイベント限定ガチャガチャがあるので何回かしたのですが…。
こんなにもらえました!!
しかも、最後に招待券を持っているとくじ引きが引けるのですが、もらったものは…
シマノのポーチをもらいました!!
イベント中も各ブースでじゃんけん大会があったり、ポップコーン配っていたり、子供限定の釣りゲームがあったりととても楽しめるイベントだったと思います!!
また来年も機会があったら行きたいと思います!!
そんじゃ!!
タグ :群馬フィッシングショー
2012年02月21日
ロッド完成!
まいど!!
今回は、リールじゃなくて珍しくロッドについて!!
それも、今回はロッドビルディングをやってみたいと思います!!
思いのほか良くできたので、ブログアップしたいともいます!!
そんでもって、今まで自分が釣りをやる上で、リールを使いやすいようにいじったり、好きな色に塗ったり…ルアーなんかもこれだ!!ってオリカラに塗ったり、タックルボックスやリリーサーなどといろいろと自分の思うようにカスタムしてきました!
ですが、いろいろやってきた中でロッドって買ってきてそのまま使う…ってのが当り前なのと、ブランクス特性やロッド性能など除けば、カラーなどあまり個性がないし好きなデザインじゃなかったり、それがどうしても許せなくって…。
特に、トラウト系のロッドってやけに渋いデザインだったり、いかにも!!ってほどド定番なデザインだったり、最近はカッコいいものが出ているのですが色使いが黒、茶色、ダークグリーンなど地味な色ばかりでどれも似たりよったり…。それに、良いものはかなり高い!!軽く4万円オーバーから、高いものなら7万円なんて当たり前なので、欲しくても中々手が出ません!!
エントリーモデルや廉価モデルなどになると、いいじゃん!!ってカラーがあるのですが、ガイドやグリップがしょっぱかったり、お金が掛けられないので細かいところが良くなかったりと、なかなか自分が欲しいものがありませんでした…。
つーこんで、良いものが無いなら自分で作ろう!!ってことで、ド初心者ながらロッドビルディングをすることにしました!!
んで、まずは自分がどんなものが欲しいかをまとめてみたいと思います!!
まずは、とにかくカラーは派手に!!渋くてカッコいい…って感じじゃなくって、明るく派手でかわいい感じで作りたいと思います!!感じとしてはバスのトップ用のロッド見たいな派手派手な感じで行きます!!ブランクスカラーはホワイト/イエローのツートンカラーで、スレッドは緑のメタリックスレッドで行きたいなぁ!!
グリップはショート&細く!!本当にメカニックやってんの?ってほど残念なくらい手が小さいので、あまり太いグリップだと握りきれないので、細めで作るのと、基本シングルハンドでキャストするのでリアグリップが長くなくても良いし、長いと邪魔になるのでショートグリップにします!!
それと、セパレートグリップがデザイン的に好きなのでセパレートグリップにします!!
ガイドはチタンフレームでATガイドベースでバッドガイドをKガイドで組みます!!やっぱり、飛距離や重量や感度など性能を追い求めるとチタンフレームにしたいと思います!
ブランクスは、張りがあるけど魚が掛かると良く曲ってくれるブランクスがいいです!
最近、いろいろと教えてもらっている人から、巻き下げの釣りを教えてもらってから、張りがあるロッドがやり易かったので、張りのあるブランクスにしたいです!!乗せというよりは、掛け調子の物にしたいと思います!それと、ソリッドでは無くチューブラーにしたいです!!
最後に、値段が安いこと!!これは絶対条件でやりたいと思います!!
だいたいこんな感じかな?
それでは、早速作りたいのですが、素材集めから行きたいと思います!!!
まずはブランクスから!!
ロッドを作る上で、一番重要な部分なのでかなり慎重に行きたいと思います!!
今回は、張りがあるけど魚が掛かると良く曲るブランクスを探しているのですが、そのようなブランクスを探す場合2種類あります!!
まずは、素のブランクスを売っているロッドビルディングパーツ屋さんがあるのでそこで素のブランクスを買う方法と、今現在釣具屋さんや中古ショップで売っているロッドをばらしてブランクスだけ使う方法があります。
それぞれ、メリットデメリットがあるのですが、まずはロッドパーツ屋さんで売っている素のブランクスは、始めからクリアーなどの塗装がしてあったり、お金は掛かりますが色を塗ってくれるので、グリップとガイドを取り付けるだけで作れます!!なので、作る手間がだいぶはかどります!!値段も比較的安く買えます!
ただ、デメリットとしては、カタログスペックを見ながらでしか選べないので、現物が見れないこと!!実際に注文して、現物が来てなんか感じと違う…なんてことがあるかも知れません!!
ブランクスをバラす方法ですが、メリットは何と言っても、実際に使える状態なのでブランクスがどのような特性かが釣りをして分かること!!しかも、ガイドが付いた状態なので良く分かると思います!!特にガイドを外すとあれっ??ってくらいしゃっきりしちゃうので、ガイドが付いた状態ならその部分も加味して選べると思います!!なので、購入の際失敗がもっとも少ないと思います。
それと、買い方によってはかなりコストダウン出来ます!
エントリーモデルや中古を上手く買うとかなり安く買えます!!ハイエンドモデルなら付いているガイドや装飾用のメタルパーツなど使い回しが出来るので結果安くできると思います!
デメリットですが、バラす手間があるのでとにかく大変です!!しかも上手くしないとブランクス破損なんてこともあるので、かなりの覚悟が必要です!!
んで、自分が選んだ方法ですが、やっぱり作って期待外れってのが嫌なので、実物をこの目で見て選ぶことにしました。なのでバラスのが面倒ですが頑張ります!
そんで、今回本当に初めてなので壊しても良いようにと、コストを抑えるためにハイエンドモデル近いブランクス特性のエントリーモデルを買うことにしました!
選ぶ方法は、たくさんロッドが置いてある釣具屋さんに行って、使いたいハイエンドモデルを片手にエントリーモデルを持って振ったり、天井に押し当ててテーパーを見たりして、一番近いものを選びました!
多分、傍から見たら長時間何やってんだろ??思われてたと思います。
んで、自分が今回選んだロッドは…
エイテックのトラウティズム63ULって竿にしました!!良く釣具屋さんの店頭でリールとセットになっていて5千円ぐらいで売っている本当のエントリーモデルです!!
何でこれだったのかってのは、自分の使いたいハイエンドロッドのテーパーと張り具合と振り抜き感が良く似ていたのと、安いモデルの割には感度が良かったことと、グリップが自分が使いたかったパーツが初めから使っていたので、グリップ部分を大幅にばらさなくても良いのでこのロッドにしました!!
しかも、瀧スぺで最近有名なエイテックってこともあるので、これにしました!
ちなみに買った値段は新品で4千円ちょっとで買いました!!ネットで買うと3千円後半ぐらいで売っているところもあります!!
んで、購入後早速その竿で釣りをしたのですが、これが意外と良いんです!!
張り具合やテーパーなど自分の思っていた通りだし、感度も驚くほどいいんです!!もぞって当たりがあってからすぱっと合わせも決まるし、ランディング中も良く竿が曲るのでバラシが少ないです!!バットパワーもあるので取り込みも早いし!!
さすが!!瀧スぺで有名なエイテックなだけあって、エントリーモデルでも本当に使いやすいです!!
初心者の初めの一本であれば間違えなくお勧めです!!
ただ…ブランクスは良いのですが、グリップが手に合わないのと、グリップのEVAやガイドセットや細かい作り込みなどがやっぱりしょっぱいかな…。
とりあえず、ブランクスは決まったので次にガイドです!!
フジのチタンフレームでATとKガイド仕様にするのですが、これがまたガイドって意外と高いんです!!
ATガイドのセットで大体6000円ぐらいします!!さらに、バットガイドをKガイドのチタンにするとそれだけで3500円ぐらいするのでこれだけでかなりの金額になってしまいます…。
どうしようか悩んでいたときに、たまたま寄った地元の釣具屋さんになんと!!欲しかったATガイドセットが特価で売っていました!
値段はなんと3900円で売っていました!聞けば在庫したのは良いがまったく売れずに残っていたので困ってしまいこの値段で売っていたそうです!
バットガイドのKガイドはロッドパーツを売っている釣具屋さんで購入したのですが、25Jと言う一番大きいサイズとATガイドの浮いたお金でバットガイドの上のガイドの12Jサイズのガイドも買いました!
合計で約4000円!ATガイドセットと同じ値段…なので、ちょっと…と思いましたが、これも理想のため!!お金を掛けるところはちゃんと掛けないと!!ってことで買っちゃいました!!
次にグリップですが、今回はグリップ径を細くするのと、セパレートグリップにするので、まずはグリップに一番重要なリールシートを選びます!!
んで、今回作るにあたっていろいろなジャンルの釣りのロッドを見て勉強しました!!
自分がいいなぁ!って思ったロッドのリールシートがみんな同じタイプで、ネットで調べてみると、フジのVVS16ってリールシートにナット部分がKDPS16ってやつでした。これのいいのは、グリップが細いのと逆付けした場合、リールシートに指が掛けられるので、ロッドの振動が直接手に伝わります。
そんなんで、今回はこのリールシートを逆付け仕様にして、セパレートグリップにすることにしました。
んで、今回買ったロッドが初めからこのセットだったのでそのまま流用することにしました!!
ただ、ナット部分が純正だと短すぎるので、ナットのKDPS16って奴だけ別途購入することにしました。
それと、今回グリップをコルクにするかEVAにするか悩みましたが、長く使いたいのと、加工のしやすさと、値段の関係でEVAにすることにしました!!使ったEVAはフジさんの物が固くて感度良さそうだったのと、リールシートにぴったりなのでフジのEVAにしました!!
それと、ワインディングチェックやバットエンドなどの装飾用のメタルパーツは、なるべく純正で付いていたものを使いつつ、無いものは買うことしました。色は純正品がシルバーだったのでシルバーで統一しました。
次は、ブランクスを塗る塗料ですが、今までリールやスプーンなどを塗っていた2液のウレタン塗料で塗るのですが、ここで今回は少しだけ変更しました!!
変更したのは、硬化剤を通常仕様の物ではなく、高柔軟性硬化剤に変更しました!
通常硬化剤だと、非常に塗膜が固くかっちり仕上がるのですが、固く仕上がるがために曲げるとヒビが入ってしまいます。
高柔軟性硬化剤だと、かなり曲ってもひび割れたり縮み等が出ないそうです!!ゴムボールに塗って潰しても大丈夫だそうです!
今回は、バットはホワイトで、ティップにかけてイエローのツートンに塗る予定です!!
それと、いろいろな方からどこでウレタン塗料を買っているか?って良く質問されるのですが、基本は実家が板金塗装もやっているのでそこから持ってくるのですが、少量を買う場合は自分が良く買っているのは 「ペイントワークス」 さんで買っています!!
ここだと最少量が40cc(プラモ用塗料瓶よりちょっと多いくらい)から買えるので、少量の物を塗る場合には最高です!!値段も300円~500円ぐらいで買えます!!もちろん専用シンナーや専用硬化剤も少量から購入できます!!
自分がいつも買う塗料は、最後の仕上げでトップコートでクリアーを吹くのがめんどくさいのと、軽量化も含め、いつもソリッド塗料を買っています。ソリッド塗料だとクリアーを吹かなくても、綺麗につやが出るのでいつもソリッドを買っています!!
ただし!メタリックベースやパールベースを吹く場合は最後にクリアーを吹いてください!!
それと、ガイドとロッドを固定するスレッドですが近くに釣り具店でたくさん売っているので、そこからスレッドを買うことにしました!!メーカーはスケルターワークスさんの物を買いました!!
んで、今回はイエローブランクスなので、それに合わせて自分の好きな音楽のレゲエの発祥地のジャマイカ国旗をモチーフにグリーンメタリックとブラックのスレッドを買いました!
最後にロッドビルドするための道具を買ったのですが、ロッドビルドで老舗のマタギさんのビギナーセットを買いました!!
このセットは、スレッドのエポキシコートを乾燥させるドライアーとエポキシコート剤と筆と軽量カップとアルコールランプが入った超初心者セットを買いました!!
それと、スレットを巻くときに使う専用のスタンド…ロッドラッパーを買おうか買わないかかなり迷ったのですが、値段が以外と高いのと、見ていたら何だか作れそうだったので、自作することにしました!!!
これが、自作したスレッドスタンドです!!
ロッドを置けるように切れ込みを入れ、ブランクスにキズが付かないようにと滑りどめのために、スポンジを張り付け、ロッドが固定出来るようにゴム紐を付けて完成です!!
使った木材は、近くのホームセンターの木端100円詰め放題で買った木材で作ったのと、ほかのパーツは家にあったもので作ったので、実質100円で出来ました!!
こんな感じで、ロッド用の素材が集まったので、いよいよ製作開始です!!
まずは、とにかくバラバラにばらします!!
まずはガイドを取り外すのですが、スレッドコーティングをカッターで全体的に薄く削ります。
削ったら、最後にガイドの足に沿ってスレッドを切り、取り外します。そのあとはスレッドを綺麗に外して、終了です!ブランクスにキズを付けないように慎重にやってください!!!
コツは、ドライヤーやアルコールランプで温めるとスレッドコーティングがやわらかくなり、作業効率が一気に上がります!!
なので、真夏なんか熱い車内にロッドを入れっぱなしは、スレッドコーティング的にかなりヤバい状況です!!気を付けてください!!!
んで、次にグリップのばらしに取り掛かります!!
今回リールシートはそのまま流用なので、使わないEVAとバットエンドをばらしていきます!
ここでも、カッターやプライヤーなどを駆使してばらしてくのですが、ここでも温めながら作業するとめちゃくちゃやり易くなります!
すべてバラシ終わったら、ブランクス全体を耐水ペーパー800番程度で水砥ぎして、残ったスレッドコートや、接着剤などを削り平らにならします。削り過ぎに注意してください!!
そうしたら、ブランクス塗装ですが、まずはイエローを塗る前に下地にホワイトを塗装します。
大抵ブランクスは黒色なのでいきなりイエローなどの淡い色だと発色が悪くなるのと、厚塗りしないと色が出ないので、初めに下塗りで白色を塗ります。
今回しごき塗装をしようといろいろと準備をしました。
まずはしごき用のゴムを買ってきて、先端の直径の半分程度の穴をあけるのですが、その穴をあけて、塗料を入れる容器も加工して、いざ塗ってみると…。
結構綺麗に塗れたのですが、よく見ると筋ムラがあったり、淡い色だと何度も重ね塗りをしないといけないらしいし、完全乾燥後じゃないと塗装出来ないらしいので、とにかく時間がかかり過ぎます!
とにかくめんどくさいのと、時間がかかり過ぎるのと、仕上がりが???だったので、普段使って慣れているエアブラシで結局塗っちゃいました!!
エアブラシなら、最初から最後まで一気に塗れるので手間が無いし、普段使っているので慣れているのもありムラなく綺麗に塗れるのでこれにしちゃいました!それに、塗膜の調整が出来るので、かなり薄く吹くこともでます!!
薄く吹くことで塗装によるロッド感度低下を防ぐことが出来ます!!
ただ…棒状のものなので、塗りづらいのと、塗装面積が狭いので塗料の乗りが悪いので塗料を意外と使うのがデメリットかな?あとは部屋中が塗装ミストでシャリシャリになるのが…。
ホワイトが完全乾燥後、ツートンの境目をマスキングしてイエローを吹きつけます!!これも極薄く塗装しました!!
ブランクス塗装後は、リールシートを塗装しました!!
こんな感じで、黒のEVAに映えるようにホワイトに塗装しました!!
塗装をするにあたり、リールシートがプラスティックなのでそのままだと塗装がはがれていくので、プライマーと呼ばれる密着剤を先に塗装しておきます。
使った密着剤はその名の通りミッチャクロンってものを使っています!!
塗料の硬化剤は、常に触れる部分なので塗膜が強くないといけないので、通常硬化剤で塗装しました!
乾燥後、そのままグリップ製作に取り掛かります!!
まずはグリップ用のEVAを削るのですが、フロントグリップは通常の長さから短く削りブランクタッチが出来るようにしました。
ナット側のリアグリップはかなり太かったので、ペーパーで削り径を細くしました!
とにかく自分の手に合うように、ひたすら削っては握っての繰り返しで自分の手に馴染むように削っていきます!!
んで、EVAの削り方ですが、80番→180→320とペーパーの番丁を上げて仕上げます。
本当は、ドリルかなんかに固定して回しながら削ると早く出来るらしいのですが、家に無かったので時間がかかりますが手だけで削り出しました。意外と綺麗に出来ました!!
んで、ショートグリップにするため、リアグリップまで行くまでのブランクスを4㎝カットして自分の使いやすい長さにしました!!
出来たEVAと装飾様のメタルパーツを2液のエポキシ接着剤で止めていきます!
今回はコニシボンドの5分硬化タイプを使いました。
ここで、バットエンドを取り付ける時にウエイト調整するとロッドのバランスが取れるので、リールを付けてウエイト調整して、リールフットちょっと前ぐらいに支点が来るように調整します!!
ウエイトは若干重たくなりますが、バランスが取れるので結果軽く感じるようになります!!
今回は、純正でついていたウエイトが絶妙なウエイト加減だったのでそのまま使いました!!
出来上がったのがこんな感じ
こんな感じになりました!!
で、お次にロッドにガイドを取り付けていきます!!
まずは、ガイドを取り付ける前にロッドのスパインと呼ばれるもっとも反発するところ=固い部分であるブランクスの背骨を見つけます!見つけ方はフジのサイトか、マタギさんのサイトにあるのでそれを参考にしてみてください!!!
んで、このスパインの位置を基準にガイドを付けるのですが、スパインに沿ってガイドを取り付けるのか、スパインの反対側にガイドを取り付けるかでだいぶセッティングが変わってくるそうです。
自分は、魚が掛かった時にロッドをよくしならせたかったので、スパインの反対(よくロッドが曲る方)にガイドを取り付けました!!
ガイドの取り付け位置は、フジのニューガイドコンセプトのセッティングを参考にノギス等でガイドの感覚を測りしるしをつけます。これもフジのサイト内にデータがあります!
次に、ガイドの足をスレッドが綺麗に巻けるように少しだけやすりがけします。
しるしを付けた所に、ガイドを仮止めするのですが、マスキングテープを細く切ったものを使い仮止めしました。
全部仮止めして、向きや直線具合を調整してから、いよいよスレッド巻きに入ります!!
巻く方法ですが、まずは自作のロッドラッパーにロッドを置きゴム紐で固定してブレーキをかけます。
で、今回作ったロッドラッパーにはスレッドにテンションを掛けておくテンショナーがありません!!
どうするんだ??ってなると思うのですが…
見づらいですが、こんな感じに雑誌と雑誌に挟みテンションを掛けていきます。
置く雑誌の数か、重しを置いてスレッドに掛かるテンションの変更出来ます
それと、スレッドをロッドまで出す方ですが、雑誌の背側にるすと、スレッドにダメージが少なく毛羽立ちにくくなります!!
ロッドラッパーがあると、スレッドのテンションが一定なので綺麗に巻けるし、ブレーキがかかっているので作業中に手を離してもスレッドがバラけないので超便利です!!
まずはグリーンメタリックでスレッドを巻き、その下に黒のスレッドでトリムを入れました!!
んで、今回市販のロッド見たくするために、ネームタグを作りました!!
使ったのは、転写シートと呼ばれるものでプリンターで作れて、プラモデルのステッカーみたいな要領で水を使って貼り付けます。
こんな感じでネームタグと、ルアーウエイトタグと、バットエンドにも入りました!
最後にエポキシでコーティングするのですが、そのままだと剥がれたり、色がにじんだりするそうなので、ウレタンのクリアー塗装で色止めしました。
そうしたら、最終段階でスレッドをエポキシコートします。
まずは、撹拌用の容器と棒、エポキシを塗る筆を脱脂剤で完全脱脂します。
次にエポキシは主剤と硬化剤の分量を間違えないように正確に測り、よ~く混ぜます!!
今回使ったコート剤は硬化剤の方が少なめにしないと硬化しないものらしいので、正確に測定しました!
固まらないと今までの作業がすべてダメになってしまうので慎重に作業します!!!
ロッドはロッドドライヤーにセットして、電源を入れて回します。
約1日回るので、せっかく塗ったブランクスにキズが入らないように、受け側が当たる部分のブランクスにマスキングテープを張って保護します。
回したまま、筆を使いスレッドとネームタグ部分に塗っていきます。
塗り終わったら、エポキシ内に入っている気泡を消すのと、エポキシの表面を滑らかにするためにアルコールランプで温めます。
温めると気泡が消えていくのと、エポキシが柔らかくなりシャバシャバになっていき自分で平らになって行きます!
多く塗り過ぎた場合ここで余分なエポキシが垂れてくるので、必ず床を汚さないように紙か段ボールなど敷いたほうがいいと思います!!
その後、丸1日ロッドドライヤーに掛け硬化をまちます。
硬化後は修正するところは修正して、再びコーティングして完成です!!
んで、完成したロッドは…
こんな感じでネームタグを付けました!!
イエローブランクスにスレッドはメタリックグリーンとブラックトリムです!
ティップの先端はレッドのトリムを入れました!!
ジョイント部は並継ぎなのですが、印籠継ぎみたく仕上げました!!この方法意外と高級ロッドでもその方式が多いです!!自分のトラスト68や廻天などもこの方式でした!!
自分のは印籠だ!!って思っていても印籠継ぎではないナンチャッテの場合があるのでご注意を!!
見づらいですがジョイント部分のスレッドは、メタリックグリーンに赤スレッドトリムで仕上げました!!
グリップもこんな感じでリールシートに指が掛けられます!!
バランスもこんな感じでリールシートの指を掛けられる部分で取ってあります!!
こんな感じで、素人が初めて作るには我ながらですが想像以上に良い仕上がりになりました!!
今まで、ステンレスフレームのガイドからチタンに代わり軽くなったおかげで、さらに張りがでてかなりしゃっきりした感じになりました!!
そんでもって、実際に釣りに行って使ってみたのですが…。
キャスティングがもともと得意ではない方なのですが、思いのほか飛距離が出ました!キャストもすぱっと決まるし、使っていてかなり気持ちいいです!!
感度ですが、純正よりもガイドが2個増えて若干多支点&若干ナノガイドっぽくなったのでさらによくなったと思います!!
極寒時特有の「もぞって」当たりが驚くほど分かるようになりました!!
さらに、針をなめるような当たりも手元に来るので、感度はかなり良好になりました!!
それとスパインなどの関係から普段はしゃっきりしているのですが、魚が掛かってからしっかり曲るので、何よりバラシが少なくて本当使って楽しいロッドになりました。
グリップも製作段階で太さや長さやバランスなど一番こだわったところなので、パリッと手に馴染むし、良く馴染むおかげで魚の当たりもしっかり伝えてくれます!!何より1日中ストレスなく疲れ知らずで釣りが出来ます!!
それと、かなり目立ちます!!
部屋で作っているときは、思いのほか目立たないなぁ…って思いましたが、太陽光の下だとヤバいくらい目立ちます!!
それと多分これが自作ロッドで一番いいのが、自分で作ったロッドで釣る魚の感動はヤバいほどあります!!
一匹一匹が、それりゃぁ~もう感動します!!
何より、手塩にかけて作ったロッドなので、思い入れが半端ないです!!!
あと、市販品でもあるスレッドやコーティング、ガイドの向きなどの多少の粗があると思うのですが、市販品だとなんだよ!!!!って腹が立つのですが、自作だとそんなことも、まったく気になりません!!
もし嫌ならまたいつでも直せるし、新しいガイドや、グリップパーツが出来てもすぐに交換できるし、ガイドのセッティング変更なども出来るので、末長く使えると思います!!
んでもって、今回かかった金額はトータルで約2万円ぐらいで作成出来ました!!
ブランクスが約4000円とガイドが約8000円とスレッドが約1000円、グリップが約3000円、ロッドビルド用品が約6000円ぐらいです。
工具やショートパーツや塗装用品などは自分が持っているのもを使ったので、その分は差し引いていますが、工具や塗料など一から購入するともう少し費用が掛かります!!それでも、市販のハイエンドロッドよりはかなり安くできると思います!!
今回、本当に初めてロッドビルディングってか、ロッドカスタムをしたのですが、正直ほんの少し手先が器用であれば、誰でも出来ると思います!!
時間と手間はだいぶ掛かりますが、意外と簡単でした!!
しかも、既製品と違いグリップやガイドセットやカラーや今自分の使っているリールに合わせてバランスもとれるので、自分の使いやすいように作れるので、自分の抱いていた理想が追求できると思います!!
今回はなるべくコストを掛けない方向で作ったのですがお金が掛けられるのであれば、装飾パーツやグリップやスレッドなど細かい部分までこだわれるので、凄い一本が出来ると思います!!
それと、一度作るとロッドの仕組みや使用パーツなどが良く分かるともうので、市販のロッドを購入する時などそのロッドの善し悪しがよ~く分かると思います!!ロッド購入時などかなり見方が変わるともいます!!
多分長く釣りをしていると、古くなってしまい使っていないブランクスがあったり、ティップ折れやガイド取れでお蔵入りになっているロッドがあったりと意外と使える素材があると思うので、それでロッド製作をやるのも良いと思います!!
そんでもって、ロッドビルディングやカスタムをやりたい!!お思いの方が出てくると思うのですが、毎回言いますが「各自自己責任」でお願いします!!
今回は市販のロッドをばらしてカスタムしたので、バラす際にかなりのリスクがあります!!
ヘタすると折ったり致命的なキズをつけたりします!!しかもいじったロッドは保障の対象には絶対ならないので、基本自己責任となるので気を付けてください!!
まぁ~いつも通り脅しますが、本当にヘタなことをしない限り壊れないので、案外あっさり作れます!!
作る過程も、使っても、釣っても楽しいので、趣味の一つとしてお勧めです!!!!!!
そんでもって…自分もロッドビルドにかなりはまってしまい、すでにもう一本製作中です!!!
今度のやつは、同じグリップでやわらかめの乗せ調子で作っています!!しかも、感度を出来るだけ追求したいと思っています!!
色はブランクスがピンクとホワイトで、スレッドがメタリックピンクとメタリックパープルで装飾メタルパーツはパープルで組んでいます!
しかも、ガイドは今度フジから出るチタンKRコンセプトガイドを入れる予定です!!
すでにほとんどが出来上がっているので、KRガイド待ちの状態になっています!!
これも、出来上がったらブログアップしたいと思います!
そんじゃ!!
今回は、リールじゃなくて珍しくロッドについて!!
それも、今回はロッドビルディングをやってみたいと思います!!
思いのほか良くできたので、ブログアップしたいともいます!!
そんでもって、今まで自分が釣りをやる上で、リールを使いやすいようにいじったり、好きな色に塗ったり…ルアーなんかもこれだ!!ってオリカラに塗ったり、タックルボックスやリリーサーなどといろいろと自分の思うようにカスタムしてきました!
ですが、いろいろやってきた中でロッドって買ってきてそのまま使う…ってのが当り前なのと、ブランクス特性やロッド性能など除けば、カラーなどあまり個性がないし好きなデザインじゃなかったり、それがどうしても許せなくって…。
特に、トラウト系のロッドってやけに渋いデザインだったり、いかにも!!ってほどド定番なデザインだったり、最近はカッコいいものが出ているのですが色使いが黒、茶色、ダークグリーンなど地味な色ばかりでどれも似たりよったり…。それに、良いものはかなり高い!!軽く4万円オーバーから、高いものなら7万円なんて当たり前なので、欲しくても中々手が出ません!!
エントリーモデルや廉価モデルなどになると、いいじゃん!!ってカラーがあるのですが、ガイドやグリップがしょっぱかったり、お金が掛けられないので細かいところが良くなかったりと、なかなか自分が欲しいものがありませんでした…。
つーこんで、良いものが無いなら自分で作ろう!!ってことで、ド初心者ながらロッドビルディングをすることにしました!!
んで、まずは自分がどんなものが欲しいかをまとめてみたいと思います!!
まずは、とにかくカラーは派手に!!渋くてカッコいい…って感じじゃなくって、明るく派手でかわいい感じで作りたいと思います!!感じとしてはバスのトップ用のロッド見たいな派手派手な感じで行きます!!ブランクスカラーはホワイト/イエローのツートンカラーで、スレッドは緑のメタリックスレッドで行きたいなぁ!!
グリップはショート&細く!!本当にメカニックやってんの?ってほど残念なくらい手が小さいので、あまり太いグリップだと握りきれないので、細めで作るのと、基本シングルハンドでキャストするのでリアグリップが長くなくても良いし、長いと邪魔になるのでショートグリップにします!!
それと、セパレートグリップがデザイン的に好きなのでセパレートグリップにします!!
ガイドはチタンフレームでATガイドベースでバッドガイドをKガイドで組みます!!やっぱり、飛距離や重量や感度など性能を追い求めるとチタンフレームにしたいと思います!
ブランクスは、張りがあるけど魚が掛かると良く曲ってくれるブランクスがいいです!
最近、いろいろと教えてもらっている人から、巻き下げの釣りを教えてもらってから、張りがあるロッドがやり易かったので、張りのあるブランクスにしたいです!!乗せというよりは、掛け調子の物にしたいと思います!それと、ソリッドでは無くチューブラーにしたいです!!
最後に、値段が安いこと!!これは絶対条件でやりたいと思います!!
だいたいこんな感じかな?
それでは、早速作りたいのですが、素材集めから行きたいと思います!!!
まずはブランクスから!!
ロッドを作る上で、一番重要な部分なのでかなり慎重に行きたいと思います!!
今回は、張りがあるけど魚が掛かると良く曲るブランクスを探しているのですが、そのようなブランクスを探す場合2種類あります!!
まずは、素のブランクスを売っているロッドビルディングパーツ屋さんがあるのでそこで素のブランクスを買う方法と、今現在釣具屋さんや中古ショップで売っているロッドをばらしてブランクスだけ使う方法があります。
それぞれ、メリットデメリットがあるのですが、まずはロッドパーツ屋さんで売っている素のブランクスは、始めからクリアーなどの塗装がしてあったり、お金は掛かりますが色を塗ってくれるので、グリップとガイドを取り付けるだけで作れます!!なので、作る手間がだいぶはかどります!!値段も比較的安く買えます!
ただ、デメリットとしては、カタログスペックを見ながらでしか選べないので、現物が見れないこと!!実際に注文して、現物が来てなんか感じと違う…なんてことがあるかも知れません!!
ブランクスをバラす方法ですが、メリットは何と言っても、実際に使える状態なのでブランクスがどのような特性かが釣りをして分かること!!しかも、ガイドが付いた状態なので良く分かると思います!!特にガイドを外すとあれっ??ってくらいしゃっきりしちゃうので、ガイドが付いた状態ならその部分も加味して選べると思います!!なので、購入の際失敗がもっとも少ないと思います。
それと、買い方によってはかなりコストダウン出来ます!
エントリーモデルや中古を上手く買うとかなり安く買えます!!ハイエンドモデルなら付いているガイドや装飾用のメタルパーツなど使い回しが出来るので結果安くできると思います!
デメリットですが、バラす手間があるのでとにかく大変です!!しかも上手くしないとブランクス破損なんてこともあるので、かなりの覚悟が必要です!!
んで、自分が選んだ方法ですが、やっぱり作って期待外れってのが嫌なので、実物をこの目で見て選ぶことにしました。なのでバラスのが面倒ですが頑張ります!
そんで、今回本当に初めてなので壊しても良いようにと、コストを抑えるためにハイエンドモデル近いブランクス特性のエントリーモデルを買うことにしました!
選ぶ方法は、たくさんロッドが置いてある釣具屋さんに行って、使いたいハイエンドモデルを片手にエントリーモデルを持って振ったり、天井に押し当ててテーパーを見たりして、一番近いものを選びました!
多分、傍から見たら長時間何やってんだろ??思われてたと思います。
んで、自分が今回選んだロッドは…
エイテックのトラウティズム63ULって竿にしました!!良く釣具屋さんの店頭でリールとセットになっていて5千円ぐらいで売っている本当のエントリーモデルです!!
何でこれだったのかってのは、自分の使いたいハイエンドロッドのテーパーと張り具合と振り抜き感が良く似ていたのと、安いモデルの割には感度が良かったことと、グリップが自分が使いたかったパーツが初めから使っていたので、グリップ部分を大幅にばらさなくても良いのでこのロッドにしました!!
しかも、瀧スぺで最近有名なエイテックってこともあるので、これにしました!
ちなみに買った値段は新品で4千円ちょっとで買いました!!ネットで買うと3千円後半ぐらいで売っているところもあります!!
んで、購入後早速その竿で釣りをしたのですが、これが意外と良いんです!!
張り具合やテーパーなど自分の思っていた通りだし、感度も驚くほどいいんです!!もぞって当たりがあってからすぱっと合わせも決まるし、ランディング中も良く竿が曲るのでバラシが少ないです!!バットパワーもあるので取り込みも早いし!!
さすが!!瀧スぺで有名なエイテックなだけあって、エントリーモデルでも本当に使いやすいです!!
初心者の初めの一本であれば間違えなくお勧めです!!
ただ…ブランクスは良いのですが、グリップが手に合わないのと、グリップのEVAやガイドセットや細かい作り込みなどがやっぱりしょっぱいかな…。
とりあえず、ブランクスは決まったので次にガイドです!!
フジのチタンフレームでATとKガイド仕様にするのですが、これがまたガイドって意外と高いんです!!
ATガイドのセットで大体6000円ぐらいします!!さらに、バットガイドをKガイドのチタンにするとそれだけで3500円ぐらいするのでこれだけでかなりの金額になってしまいます…。
どうしようか悩んでいたときに、たまたま寄った地元の釣具屋さんになんと!!欲しかったATガイドセットが特価で売っていました!
値段はなんと3900円で売っていました!聞けば在庫したのは良いがまったく売れずに残っていたので困ってしまいこの値段で売っていたそうです!
バットガイドのKガイドはロッドパーツを売っている釣具屋さんで購入したのですが、25Jと言う一番大きいサイズとATガイドの浮いたお金でバットガイドの上のガイドの12Jサイズのガイドも買いました!
合計で約4000円!ATガイドセットと同じ値段…なので、ちょっと…と思いましたが、これも理想のため!!お金を掛けるところはちゃんと掛けないと!!ってことで買っちゃいました!!
次にグリップですが、今回はグリップ径を細くするのと、セパレートグリップにするので、まずはグリップに一番重要なリールシートを選びます!!
んで、今回作るにあたっていろいろなジャンルの釣りのロッドを見て勉強しました!!
自分がいいなぁ!って思ったロッドのリールシートがみんな同じタイプで、ネットで調べてみると、フジのVVS16ってリールシートにナット部分がKDPS16ってやつでした。これのいいのは、グリップが細いのと逆付けした場合、リールシートに指が掛けられるので、ロッドの振動が直接手に伝わります。
そんなんで、今回はこのリールシートを逆付け仕様にして、セパレートグリップにすることにしました。
んで、今回買ったロッドが初めからこのセットだったのでそのまま流用することにしました!!
ただ、ナット部分が純正だと短すぎるので、ナットのKDPS16って奴だけ別途購入することにしました。
それと、今回グリップをコルクにするかEVAにするか悩みましたが、長く使いたいのと、加工のしやすさと、値段の関係でEVAにすることにしました!!使ったEVAはフジさんの物が固くて感度良さそうだったのと、リールシートにぴったりなのでフジのEVAにしました!!
それと、ワインディングチェックやバットエンドなどの装飾用のメタルパーツは、なるべく純正で付いていたものを使いつつ、無いものは買うことしました。色は純正品がシルバーだったのでシルバーで統一しました。
次は、ブランクスを塗る塗料ですが、今までリールやスプーンなどを塗っていた2液のウレタン塗料で塗るのですが、ここで今回は少しだけ変更しました!!
変更したのは、硬化剤を通常仕様の物ではなく、高柔軟性硬化剤に変更しました!
通常硬化剤だと、非常に塗膜が固くかっちり仕上がるのですが、固く仕上がるがために曲げるとヒビが入ってしまいます。
高柔軟性硬化剤だと、かなり曲ってもひび割れたり縮み等が出ないそうです!!ゴムボールに塗って潰しても大丈夫だそうです!
今回は、バットはホワイトで、ティップにかけてイエローのツートンに塗る予定です!!
それと、いろいろな方からどこでウレタン塗料を買っているか?って良く質問されるのですが、基本は実家が板金塗装もやっているのでそこから持ってくるのですが、少量を買う場合は自分が良く買っているのは 「ペイントワークス」 さんで買っています!!
ここだと最少量が40cc(プラモ用塗料瓶よりちょっと多いくらい)から買えるので、少量の物を塗る場合には最高です!!値段も300円~500円ぐらいで買えます!!もちろん専用シンナーや専用硬化剤も少量から購入できます!!
自分がいつも買う塗料は、最後の仕上げでトップコートでクリアーを吹くのがめんどくさいのと、軽量化も含め、いつもソリッド塗料を買っています。ソリッド塗料だとクリアーを吹かなくても、綺麗につやが出るのでいつもソリッドを買っています!!
ただし!メタリックベースやパールベースを吹く場合は最後にクリアーを吹いてください!!
それと、ガイドとロッドを固定するスレッドですが近くに釣り具店でたくさん売っているので、そこからスレッドを買うことにしました!!メーカーはスケルターワークスさんの物を買いました!!
んで、今回はイエローブランクスなので、それに合わせて自分の好きな音楽のレゲエの発祥地のジャマイカ国旗をモチーフにグリーンメタリックとブラックのスレッドを買いました!
最後にロッドビルドするための道具を買ったのですが、ロッドビルドで老舗のマタギさんのビギナーセットを買いました!!
このセットは、スレッドのエポキシコートを乾燥させるドライアーとエポキシコート剤と筆と軽量カップとアルコールランプが入った超初心者セットを買いました!!
それと、スレットを巻くときに使う専用のスタンド…ロッドラッパーを買おうか買わないかかなり迷ったのですが、値段が以外と高いのと、見ていたら何だか作れそうだったので、自作することにしました!!!
これが、自作したスレッドスタンドです!!
ロッドを置けるように切れ込みを入れ、ブランクスにキズが付かないようにと滑りどめのために、スポンジを張り付け、ロッドが固定出来るようにゴム紐を付けて完成です!!
使った木材は、近くのホームセンターの木端100円詰め放題で買った木材で作ったのと、ほかのパーツは家にあったもので作ったので、実質100円で出来ました!!
こんな感じで、ロッド用の素材が集まったので、いよいよ製作開始です!!
まずは、とにかくバラバラにばらします!!
まずはガイドを取り外すのですが、スレッドコーティングをカッターで全体的に薄く削ります。
削ったら、最後にガイドの足に沿ってスレッドを切り、取り外します。そのあとはスレッドを綺麗に外して、終了です!ブランクスにキズを付けないように慎重にやってください!!!
コツは、ドライヤーやアルコールランプで温めるとスレッドコーティングがやわらかくなり、作業効率が一気に上がります!!
なので、真夏なんか熱い車内にロッドを入れっぱなしは、スレッドコーティング的にかなりヤバい状況です!!気を付けてください!!!
んで、次にグリップのばらしに取り掛かります!!
今回リールシートはそのまま流用なので、使わないEVAとバットエンドをばらしていきます!
ここでも、カッターやプライヤーなどを駆使してばらしてくのですが、ここでも温めながら作業するとめちゃくちゃやり易くなります!
すべてバラシ終わったら、ブランクス全体を耐水ペーパー800番程度で水砥ぎして、残ったスレッドコートや、接着剤などを削り平らにならします。削り過ぎに注意してください!!
そうしたら、ブランクス塗装ですが、まずはイエローを塗る前に下地にホワイトを塗装します。
大抵ブランクスは黒色なのでいきなりイエローなどの淡い色だと発色が悪くなるのと、厚塗りしないと色が出ないので、初めに下塗りで白色を塗ります。
今回しごき塗装をしようといろいろと準備をしました。
まずはしごき用のゴムを買ってきて、先端の直径の半分程度の穴をあけるのですが、その穴をあけて、塗料を入れる容器も加工して、いざ塗ってみると…。
結構綺麗に塗れたのですが、よく見ると筋ムラがあったり、淡い色だと何度も重ね塗りをしないといけないらしいし、完全乾燥後じゃないと塗装出来ないらしいので、とにかく時間がかかり過ぎます!
とにかくめんどくさいのと、時間がかかり過ぎるのと、仕上がりが???だったので、普段使って慣れているエアブラシで結局塗っちゃいました!!
エアブラシなら、最初から最後まで一気に塗れるので手間が無いし、普段使っているので慣れているのもありムラなく綺麗に塗れるのでこれにしちゃいました!それに、塗膜の調整が出来るので、かなり薄く吹くこともでます!!
薄く吹くことで塗装によるロッド感度低下を防ぐことが出来ます!!
ただ…棒状のものなので、塗りづらいのと、塗装面積が狭いので塗料の乗りが悪いので塗料を意外と使うのがデメリットかな?あとは部屋中が塗装ミストでシャリシャリになるのが…。
ホワイトが完全乾燥後、ツートンの境目をマスキングしてイエローを吹きつけます!!これも極薄く塗装しました!!
ブランクス塗装後は、リールシートを塗装しました!!
こんな感じで、黒のEVAに映えるようにホワイトに塗装しました!!
塗装をするにあたり、リールシートがプラスティックなのでそのままだと塗装がはがれていくので、プライマーと呼ばれる密着剤を先に塗装しておきます。
使った密着剤はその名の通りミッチャクロンってものを使っています!!
塗料の硬化剤は、常に触れる部分なので塗膜が強くないといけないので、通常硬化剤で塗装しました!
乾燥後、そのままグリップ製作に取り掛かります!!
まずはグリップ用のEVAを削るのですが、フロントグリップは通常の長さから短く削りブランクタッチが出来るようにしました。
ナット側のリアグリップはかなり太かったので、ペーパーで削り径を細くしました!
とにかく自分の手に合うように、ひたすら削っては握っての繰り返しで自分の手に馴染むように削っていきます!!
んで、EVAの削り方ですが、80番→180→320とペーパーの番丁を上げて仕上げます。
本当は、ドリルかなんかに固定して回しながら削ると早く出来るらしいのですが、家に無かったので時間がかかりますが手だけで削り出しました。意外と綺麗に出来ました!!
んで、ショートグリップにするため、リアグリップまで行くまでのブランクスを4㎝カットして自分の使いやすい長さにしました!!
出来たEVAと装飾様のメタルパーツを2液のエポキシ接着剤で止めていきます!
今回はコニシボンドの5分硬化タイプを使いました。
ここで、バットエンドを取り付ける時にウエイト調整するとロッドのバランスが取れるので、リールを付けてウエイト調整して、リールフットちょっと前ぐらいに支点が来るように調整します!!
ウエイトは若干重たくなりますが、バランスが取れるので結果軽く感じるようになります!!
今回は、純正でついていたウエイトが絶妙なウエイト加減だったのでそのまま使いました!!
出来上がったのがこんな感じ
こんな感じになりました!!
で、お次にロッドにガイドを取り付けていきます!!
まずは、ガイドを取り付ける前にロッドのスパインと呼ばれるもっとも反発するところ=固い部分であるブランクスの背骨を見つけます!見つけ方はフジのサイトか、マタギさんのサイトにあるのでそれを参考にしてみてください!!!
んで、このスパインの位置を基準にガイドを付けるのですが、スパインに沿ってガイドを取り付けるのか、スパインの反対側にガイドを取り付けるかでだいぶセッティングが変わってくるそうです。
自分は、魚が掛かった時にロッドをよくしならせたかったので、スパインの反対(よくロッドが曲る方)にガイドを取り付けました!!
ガイドの取り付け位置は、フジのニューガイドコンセプトのセッティングを参考にノギス等でガイドの感覚を測りしるしをつけます。これもフジのサイト内にデータがあります!
次に、ガイドの足をスレッドが綺麗に巻けるように少しだけやすりがけします。
しるしを付けた所に、ガイドを仮止めするのですが、マスキングテープを細く切ったものを使い仮止めしました。
全部仮止めして、向きや直線具合を調整してから、いよいよスレッド巻きに入ります!!
巻く方法ですが、まずは自作のロッドラッパーにロッドを置きゴム紐で固定してブレーキをかけます。
で、今回作ったロッドラッパーにはスレッドにテンションを掛けておくテンショナーがありません!!
どうするんだ??ってなると思うのですが…
見づらいですが、こんな感じに雑誌と雑誌に挟みテンションを掛けていきます。
置く雑誌の数か、重しを置いてスレッドに掛かるテンションの変更出来ます
それと、スレッドをロッドまで出す方ですが、雑誌の背側にるすと、スレッドにダメージが少なく毛羽立ちにくくなります!!
ロッドラッパーがあると、スレッドのテンションが一定なので綺麗に巻けるし、ブレーキがかかっているので作業中に手を離してもスレッドがバラけないので超便利です!!
まずはグリーンメタリックでスレッドを巻き、その下に黒のスレッドでトリムを入れました!!
んで、今回市販のロッド見たくするために、ネームタグを作りました!!
使ったのは、転写シートと呼ばれるものでプリンターで作れて、プラモデルのステッカーみたいな要領で水を使って貼り付けます。
こんな感じでネームタグと、ルアーウエイトタグと、バットエンドにも入りました!
最後にエポキシでコーティングするのですが、そのままだと剥がれたり、色がにじんだりするそうなので、ウレタンのクリアー塗装で色止めしました。
そうしたら、最終段階でスレッドをエポキシコートします。
まずは、撹拌用の容器と棒、エポキシを塗る筆を脱脂剤で完全脱脂します。
次にエポキシは主剤と硬化剤の分量を間違えないように正確に測り、よ~く混ぜます!!
今回使ったコート剤は硬化剤の方が少なめにしないと硬化しないものらしいので、正確に測定しました!
固まらないと今までの作業がすべてダメになってしまうので慎重に作業します!!!
ロッドはロッドドライヤーにセットして、電源を入れて回します。
約1日回るので、せっかく塗ったブランクスにキズが入らないように、受け側が当たる部分のブランクスにマスキングテープを張って保護します。
回したまま、筆を使いスレッドとネームタグ部分に塗っていきます。
塗り終わったら、エポキシ内に入っている気泡を消すのと、エポキシの表面を滑らかにするためにアルコールランプで温めます。
温めると気泡が消えていくのと、エポキシが柔らかくなりシャバシャバになっていき自分で平らになって行きます!
多く塗り過ぎた場合ここで余分なエポキシが垂れてくるので、必ず床を汚さないように紙か段ボールなど敷いたほうがいいと思います!!
その後、丸1日ロッドドライヤーに掛け硬化をまちます。
硬化後は修正するところは修正して、再びコーティングして完成です!!
んで、完成したロッドは…
こんな感じでネームタグを付けました!!
イエローブランクスにスレッドはメタリックグリーンとブラックトリムです!
ティップの先端はレッドのトリムを入れました!!
ジョイント部は並継ぎなのですが、印籠継ぎみたく仕上げました!!この方法意外と高級ロッドでもその方式が多いです!!自分のトラスト68や廻天などもこの方式でした!!
自分のは印籠だ!!って思っていても印籠継ぎではないナンチャッテの場合があるのでご注意を!!
見づらいですがジョイント部分のスレッドは、メタリックグリーンに赤スレッドトリムで仕上げました!!
グリップもこんな感じでリールシートに指が掛けられます!!
バランスもこんな感じでリールシートの指を掛けられる部分で取ってあります!!
こんな感じで、素人が初めて作るには我ながらですが想像以上に良い仕上がりになりました!!
今まで、ステンレスフレームのガイドからチタンに代わり軽くなったおかげで、さらに張りがでてかなりしゃっきりした感じになりました!!
そんでもって、実際に釣りに行って使ってみたのですが…。
キャスティングがもともと得意ではない方なのですが、思いのほか飛距離が出ました!キャストもすぱっと決まるし、使っていてかなり気持ちいいです!!
感度ですが、純正よりもガイドが2個増えて若干多支点&若干ナノガイドっぽくなったのでさらによくなったと思います!!
極寒時特有の「もぞって」当たりが驚くほど分かるようになりました!!
さらに、針をなめるような当たりも手元に来るので、感度はかなり良好になりました!!
それとスパインなどの関係から普段はしゃっきりしているのですが、魚が掛かってからしっかり曲るので、何よりバラシが少なくて本当使って楽しいロッドになりました。
グリップも製作段階で太さや長さやバランスなど一番こだわったところなので、パリッと手に馴染むし、良く馴染むおかげで魚の当たりもしっかり伝えてくれます!!何より1日中ストレスなく疲れ知らずで釣りが出来ます!!
それと、かなり目立ちます!!
部屋で作っているときは、思いのほか目立たないなぁ…って思いましたが、太陽光の下だとヤバいくらい目立ちます!!
それと多分これが自作ロッドで一番いいのが、自分で作ったロッドで釣る魚の感動はヤバいほどあります!!
一匹一匹が、それりゃぁ~もう感動します!!
何より、手塩にかけて作ったロッドなので、思い入れが半端ないです!!!
あと、市販品でもあるスレッドやコーティング、ガイドの向きなどの多少の粗があると思うのですが、市販品だとなんだよ!!!!って腹が立つのですが、自作だとそんなことも、まったく気になりません!!
もし嫌ならまたいつでも直せるし、新しいガイドや、グリップパーツが出来てもすぐに交換できるし、ガイドのセッティング変更なども出来るので、末長く使えると思います!!
んでもって、今回かかった金額はトータルで約2万円ぐらいで作成出来ました!!
ブランクスが約4000円とガイドが約8000円とスレッドが約1000円、グリップが約3000円、ロッドビルド用品が約6000円ぐらいです。
工具やショートパーツや塗装用品などは自分が持っているのもを使ったので、その分は差し引いていますが、工具や塗料など一から購入するともう少し費用が掛かります!!それでも、市販のハイエンドロッドよりはかなり安くできると思います!!
今回、本当に初めてロッドビルディングってか、ロッドカスタムをしたのですが、正直ほんの少し手先が器用であれば、誰でも出来ると思います!!
時間と手間はだいぶ掛かりますが、意外と簡単でした!!
しかも、既製品と違いグリップやガイドセットやカラーや今自分の使っているリールに合わせてバランスもとれるので、自分の使いやすいように作れるので、自分の抱いていた理想が追求できると思います!!
今回はなるべくコストを掛けない方向で作ったのですがお金が掛けられるのであれば、装飾パーツやグリップやスレッドなど細かい部分までこだわれるので、凄い一本が出来ると思います!!
それと、一度作るとロッドの仕組みや使用パーツなどが良く分かるともうので、市販のロッドを購入する時などそのロッドの善し悪しがよ~く分かると思います!!ロッド購入時などかなり見方が変わるともいます!!
多分長く釣りをしていると、古くなってしまい使っていないブランクスがあったり、ティップ折れやガイド取れでお蔵入りになっているロッドがあったりと意外と使える素材があると思うので、それでロッド製作をやるのも良いと思います!!
そんでもって、ロッドビルディングやカスタムをやりたい!!お思いの方が出てくると思うのですが、毎回言いますが「各自自己責任」でお願いします!!
今回は市販のロッドをばらしてカスタムしたので、バラす際にかなりのリスクがあります!!
ヘタすると折ったり致命的なキズをつけたりします!!しかもいじったロッドは保障の対象には絶対ならないので、基本自己責任となるので気を付けてください!!
まぁ~いつも通り脅しますが、本当にヘタなことをしない限り壊れないので、案外あっさり作れます!!
作る過程も、使っても、釣っても楽しいので、趣味の一つとしてお勧めです!!!!!!
そんでもって…自分もロッドビルドにかなりはまってしまい、すでにもう一本製作中です!!!
今度のやつは、同じグリップでやわらかめの乗せ調子で作っています!!しかも、感度を出来るだけ追求したいと思っています!!
色はブランクスがピンクとホワイトで、スレッドがメタリックピンクとメタリックパープルで装飾メタルパーツはパープルで組んでいます!
しかも、ガイドは今度フジから出るチタンKRコンセプトガイドを入れる予定です!!
すでにほとんどが出来上がっているので、KRガイド待ちの状態になっています!!
これも、出来上がったらブログアップしたいと思います!
そんじゃ!!
2012年02月07日
続 レアニウムC2000S ②
まいど!
シマノのレアニウムC2000sの続きをやりたいと思います!!
んで、今回は組み上げながら、いろいろとやっていきたいと思います!
本当はすぐにアップしようと思ったのですが、普段使っているパソコンが壊れてしまったので、遅れてしまいました…。
最近良く物が壊れて出費が…。パソコン、偏光グラス、車、エアブラシ…どれも出費が掛かります…。
PTFEでご連絡が取れない!返信が遅いなどかなりご迷惑をかけております。
これから、順次ご連絡をしますのでお待ちください!!
本日、ようやっとパソコンは修理から上がったので、新品同様になったパソコンで続きを行きたいと思います!!
それでは、まずはオシュレート周りを組んでいきたいと思います!!
まずは、組む前に前処理として、No.77とNo.78の摺動子ガイドAとBと言うシャフトをコンパウンドで綺麗に磨きます!
もちろん!寸法が変わるほど(リューターなどのバフ研磨等)磨いてはダメです!!
自分はいつものマザーズで、手磨きでやっております。
そうしたら、オシュレート部分のパーツすべてに、PTFEのtypeBでコーティングを掛けます!!
特に、クロスシャフト前側のベアリング増し出来ないプラスティックブッシュには超お勧めです!!
金属とプラパーツの潤滑ではすごく調子が良くなります!!もともと、07ルビアスの1000番を買った時にピニオンの下側の潤滑で使ったのが初めなので、良くなると思います!!
それでは組み上げていきたいと思います。
まずは、ボディー側にクロスギアの駆動ギアを入れます。
次にボディーうしろ側からクロスシャフトを入れるのですが、入れる前にクロスシャフトの溝部分にグリスを添付しておきます。今回使ったグリスはスーパールーベをほんの少しだけオイル割りしてやわらかくしたものを使いました!
始めて組んだ時にシマノ純正DG06で組んだのですが、クロスギア内を遊ぶ感じが若干したのでここでは少し粘度があるグリスで組みました!
入れたら、次にNo.41の黒いプラ製の座金入れて、前回載せた追加ベアリングを入れます!
ベアリングの後ろに、前回載せたクリアランス調整シムリングを入れます。今回は0.5mm×1と0.1mm×2枚と0.05mmを1枚入れました!予想通り0.05を1枚抜かないと抵抗があり過ぎてしまったので、抜くことにしました!!!
今度はクロスギアの逆側…ローラークラッチ側のブッシュを入れるのですが、ブッシュを入れる前にここでクリアランス調整用の0.1mmのステンレスシムリングを入れてやります!
自分のレアニウムが、クロスギア駆動ギア→ブッシュ→0.1mmプラスティック座金→ローラークラッチでふたの順番だったので、この0.1mmのプラ座金がずれちゃうことがあるので、展開図通りに戻しました!
それと、プラ座金からステンレスにすることによって、耐久性が上がるのと、長期使用でのクリアランス変化をなるべく抑えるようにしました!!
ここの潤滑は、PTFEコーティングと軽めのオイルで潤滑してあげてください!
次に、メインシャフトと、オシュレーティングスライダーを組むのですが、まずはスライダー…シマノだと摺動子側を組んできたいと思います!!
まずは、摺動子のふたを開けて、プラ座金とクロスギアピンカラーとクロスギアピンを抜きます!!
一度洗浄して、乾燥後にPTFE処理をして、組み始めます。
まずは、クロスギアピンを入れて、次に追加用ベアリングを入れます。そして最後にふたを閉めれば摺動子はオッケーです!!
前回書いたのですが、組み上げの時にはピンカラーの上のプラ座金は使いません!これはピンカラーとプラ座金の厚さが合計2.5mmとなるので、ベアリングだけでクリアランスが保てるためです!!
それと、ここのベアリングは前回書いた通り脱脂せず、グリスインのまま使った方が調子が良いです!!
メインシャフト側が組めたのなら、メインシャフトを本体に組みつけてください!
組みつけたら摺動子ガイドAとBを組みつけて、軽めのオイルで潤滑させたら、ボディーうしろ側のNo.74のクロスギア軸カバーを取り付けてふたをすれば、オシュレート部分は完成です!!
組み上げたときに、抵抗なく回ることを確認してください!!
オシュレートまで組みましたが、シマノすごい!!って思ったのが、スライダーの支持がメインシャフトと摺動子ガイドのAとBの3点で支持しているので、ダイワの2点支持よりガタが無く非常にスムーズと言うことと、クロスギアピン…ダイワで言うポールが初めから加工しなくてもちゃんと面とりしてある点がすごいと思いました!
んでもって、次にピニオン周りを組んでいきたいと思います!!
まずは下処理で、ピニオンのメインシャフトが通っている穴をコンパウンドで磨きます。
これは、TD系でやった通り綿棒か何かで、寸法が変わらないくらいに磨いてください!!
画像を撮っておいていなかったので、画像はイグニスですがこんな感じでやってみてください!
そうしたら、次に少し加工が必要になるチューンをやっていきたいと思います!!
このレアニウムってリールは、ピニオンを支持しているのが、真ん中のベアリング一つと、ピニオン下側はただのプラカラー(N0.39)となっています!
ダイワで言ったら、イグジストやルビアスの1000番みたいな感じになっています!
このプラカラー方式だと、抵抗が大きく巻きが重たくなる原因となっています!
実際にそのまま組んでみると、ほかの部分で少しは良くなるのですが劇的には巻きが軽くなることは無いのです!
本当はここをベアリングにしてあげるとかなり改善できるのですが、構造上どうやってもベアリングには出来ませんでした!
なので、今回は少し加工して改善できるようにしたいと思います!
それでは加工法ですが、簡単に言えば付け根のプラカラーを短く削って、摺動面を減らし抵抗を少なくするという方法です!
ピニオン単体にして、ノーマル状態のプラカラーをピニオンの下側にかかぶせてみると、ノーマル状態だとかなりの部分がかぶっている思います!
結果、このかぶっている部分が多ければ多いほど抵抗が大きくなるので、プラカラーを短くしてやり、かぶっている量を減らし抵抗を押さえます!
やり方は、簡単です!プラカラーのボディーうしろ側を、600~800番程度の耐水ペーパーを平らな板の上に置いて、カラーを8の字を描くようにして削るだけです!!
自分は、プラカラーに腕が生えていると思うのですが、この腕部分ぐらいまで削りました!
削った後は、削り口のバリを取ってください!!
↓がノーマル状態…では無く、少しだけ削った後の画像ですが、この画像よりはさらに短くなっていると思います!大体2~3mmほど研磨しました!
そうしたら、PTFEをコーティング後、軽めのオイルで潤滑させてやると、かなり軽くなってくると思います!
ここも、PTFEのtypeBコートがかなり効きます!金属対樹脂の潤滑ではかなり良くなると思います!!
ここまでやったら組んでみたいと思います!
まずは、先ほど加工したカラーを組みつけた状態のピニオンをメインシャフトに通しながらボディーに組んでやります!組んだらベアリングを入れ、最後にローラークラッチをボルトで固定します。
ローラークラッチの中のリングを入れればボディー側の組みつけは終了です!!
次に、メインギアを入れて足つきのボディーとドッキングさせます!
んで、メインギアへのグリスは今回は今月のアングリングファンにも載っていた、ヘッジホッグさんのプロトグリスを使いました!!
今回、雑誌出たのでようやっと公開出来ました!!
実は、このブログを通して某プロチューナーさんとお知り合いになり、その人経由で結構前からグリスとオイルのテストをさせていただいていました!!
まだ、発売までの最終段階なので詳しい詳細は書けませんが、使っているベースの内容など見せてもらったのですが、驚くほど良いものを使っていたり、潤滑性能や油膜保持性能など、かなりヤバいです!!
なので、ギアなどの金属同士の耐摩耗性などは、実際に使ってみてすごくいいです!!そのため、ごく少量でも効果が発揮できるので、グリスの入れすぎでの巻き重りなどのトラブルが減ると思います!
さらに、クッション性能がいいので、巻き心地がかなりよくなります!!
粘度もかなり考えてあるので、絶妙で凄く使いやすいです!!
このカテゴリーでは一番最後に出すものなので、間違え無く良いものだと思います!!
オイルも、グリス同様に最高ランクのベースを使っているので性能は間違えないのと、さすがベアリング屋さんが作ったオイル!!粘度が絶妙で本当に使いやすいと思います!!
値段もなるべく安く出せるようにただいま調整中らしいので、値段によってはこれからのリールチューンの新定番となると思います!!
んでもって、ギアのクリアランスですが、純正状態でほぼクリアランスゼロだったので、0.5mm抜いて見ました!
クリアランスが増えたことで、さらに軽くなりました!!
ボディーをドッキングさせて(以前書きましたが合わせ面は必ず清掃して下さい!!)、ねじ止めするのですが、前回も書きましたがねじがタッピングビス…木ねじタイプなので、入れ方を間違えると自分でねじを切りながら入ってしまうので、注意が必要です!!
もし、ねじを新たに切ってしまうと、そのねじ穴がだめになってしまうので、お気をつけ下さい!!
なんだかすごく重たい!!や、ねじが斜めに入って行ってる!!などありましたら、すぐにやめてください!!
特に、このシマノのCI4は素材がやわらかいので、新たにねじを切ったり、斜めに入ったりしやすいので、特に注意してください!!
ちゃんと、今までねじが切ってあるねじ山に入るようにしてください!!
そうしたら、ローターを取り付けます!!
最近ですが、ローターの取り付け方法を少しだけ変えました!!
ここ最近ナットの締め込みによるピニオンベアリングの負荷がかかり過ぎないように、あまり締めすぎないようにしています!!
締めすぎると、ベアリングの痛みが早いのと、各カラー類がつぶれて寸法が変わってしまい、ギアの歯当たりが変わってしまいごろつく原因となってしまうための対策です!!
そのため、ローターナットが緩みやすくなるのですが、通常ローターナットを取り付け後に、ロックボルトを入れてナットの緩み止めをするのですが、ロックボルトとナットが良い位置にいないことが多いので、ねじロック材を使って緩み止めをする方法をやっています!!
今使っているねじロック材は、ねじロック剤の定番のロックタイトの222という低強度タイプのものを使っています!!
値段は、ホームセンターで売っている一番小さいもので、5~600円程度で買えると思います。
色は紫色で、低強度なのでリールなどで使う小径ねじなどではちょうどいい強度のロック剤です!しかも、バラス時は高強度のロック剤みたいに熱を入れたりしなくても工具で簡単に緩めることができるので、使い勝手が良いと思います!!
使い方は、ピニオンのねじ部とローターナットをよく脱脂&乾燥させてから、ナットのねじ山部に一滴たらしてねじを締めるだけでロック完了です!!
嫌気性ロック剤なので、ねじを締めて空気と触れなくなると固まります!!大体1時間もすれば完全硬化すると思います!!
気をつけないといけないのは、ナットをピニオンに入れるときに、メインシャフトに触れないようにするのが一点と、ごく少量意でもちゃんと固まるので、添付しすぎない!!その2点に気をつけてください!!
その後、ボディー後ろ側のメッキパーツを取り付けると、本体側は完了です!!
すみません!画像を撮り忘れて画像が無いのですが、ラインローラーのベアリング交換とドラグのO/Hをしました!!
そこまでやるとすべて終了です!!!
んで、最後にハンドルをつけて回したのですが…。
ノーマル状態と比べ物にならないくらい化けました!!
初動から軽くなり、巻きもかなり軽くなりました!!巻き心地もシマノのギアなのですごく調子良くて、良くある軽くしてまき心地が低下するようなことが無く非常にスムーズです!!
空回の段階ではかなりいいのですが、実釣で良くなければ意味が無いので実際に宮城AVさんに行ってテストしました!!
タックルセッティングは、ロッドは峰岸のトラスト68にラインはバリバスのトラウトアドバンス2.5lb、ルアーは最近良く使うFドラック1.2gでつりをしました!!
実際に釣りをしてみて、組んだ時のような軽くてなめらかな巻心地のままでした!!
ダイワにはない滑らかさで初めは感覚がつかめなかったのですが、慣れるとやみつきですね!!
よくある、ラインテンションがかかるとオシュレートからガタ感が出たり、引っ掛かりが出たりなどのトラブルもなく非常になめらかで調子がいいです!!
それと、シマノ系のリールだとリールで当たりが取りずらいと言うのも、さすがにノーマル状態だと取りづらいのですが、チューン後はちゃんとリールで当たりが取れるし、藻が絡んだり、ラインクロスなどのルアーがちゃんと泳いでいない違和感も一瞬で分かるくらい感度も良好です!!
いじったダイワに比べると少しだけ巻が重いですが、全然使えると思います!!
ただ、ドラグがやっぱりしょっぱいなぁ…。
ちょうど、自分の知り合いで10ステラと07ステラと04ステラを持っている人に借りて比べてみたのですが、やはり素材の差と精度の差なのか、マグボディーのステラは巻いた感じがカッチリした感じと、わずかな振動もリール全体に響かせる感じがするのですが、樹脂ボディーのレアニウムは巻いた感じが柔らかいって感じるのと、素材が柔らかいのでわずかな振動が響くような感じはあまりしませんでした!
やはり値段の差からくる精度や素材の差だと思います。
それでもチューンドレアニウムは10にはかないませんが07や04よりは巻感が軽かったと思います!!
比較的いじりやすいし、チューニング後はかなり化けるし、自重も軽いし、何より安いし!!かなりおすすめなリールです!!
自分も、もう一台ほしいな…。
それでも、一応新しく出るバンキッシュを買う予定なのと、今年のシマノのカタログにはCI4+になった新しいレアニウムが出ていたので今度はこれをいじろうかな?
それと多分、新しいレアニウムが出ると現行のレアニウムの値段が一気に下がるのでこれを狙ってもう一台買おうかな??
んで、今回チューニングにかかった費用も、約6000円ぐらいで済んだと思います!!
ベアリングが少ないのと、いじる個所が少ないので、安くなったと思います!!
今回はベアリングをヘッジホッグさんのものを使ったので、もしモノタロウさんで購入するともっと安くなると思います!!
でも、ちょっと大きめのベアリングは精度の差が出やすいので失敗したくないのであれば、良い奴を使った方が安上がりになると思います!!
それと、いつもの通りなんですが、今回やったことはすべてふぁんふぁん的思想なので、これが正解ではございません!!!
もしかしたら、間違っているし、違うやり方がいいかもしれませんし、たまたま自分だけよかった!!ってこともあるので…
いつも言うのですが、各自自己責任でやってください!!
特にシマノはいじると保証が効かなくなるのと、メーカーO/Hもしてくれないそうなので、いじる場合はそれを加味してやってみてください!!
ってか、たぶんこのブログを見ている方なら、相当なことがない限りメーカーO/Hなんて出さないと思うので、大丈夫か!!
こんな感じで、これからいろいろと新しいことにチャレンジしていくのでよろしくお願いします!!
ここ最近の新しい挑戦は…ロッドをいじってます!! 上手く良くはまだ分かりませんが、今のところはかなり自分の理想になっています!!
ブランクス、ロッドカラー、グリップ、スレッド、ガイド…と今まで自分が欲しい!!ってものをコツコツ作っています!!
これも、そのうちブログにアップしたいと思います!!
それと、始めに書きましたが、PTFEでご連絡が途絶えている方が大勢いると思いますが、大変申し訳ないのですがこれからご連絡しますのでもう少しお待ちください!!
そんじゃ!!
シマノのレアニウムC2000sの続きをやりたいと思います!!
んで、今回は組み上げながら、いろいろとやっていきたいと思います!
本当はすぐにアップしようと思ったのですが、普段使っているパソコンが壊れてしまったので、遅れてしまいました…。
最近良く物が壊れて出費が…。パソコン、偏光グラス、車、エアブラシ…どれも出費が掛かります…。
PTFEでご連絡が取れない!返信が遅いなどかなりご迷惑をかけております。
これから、順次ご連絡をしますのでお待ちください!!
本日、ようやっとパソコンは修理から上がったので、新品同様になったパソコンで続きを行きたいと思います!!
それでは、まずはオシュレート周りを組んでいきたいと思います!!
まずは、組む前に前処理として、No.77とNo.78の摺動子ガイドAとBと言うシャフトをコンパウンドで綺麗に磨きます!
もちろん!寸法が変わるほど(リューターなどのバフ研磨等)磨いてはダメです!!
自分はいつものマザーズで、手磨きでやっております。
そうしたら、オシュレート部分のパーツすべてに、PTFEのtypeBでコーティングを掛けます!!
特に、クロスシャフト前側のベアリング増し出来ないプラスティックブッシュには超お勧めです!!
金属とプラパーツの潤滑ではすごく調子が良くなります!!もともと、07ルビアスの1000番を買った時にピニオンの下側の潤滑で使ったのが初めなので、良くなると思います!!
それでは組み上げていきたいと思います。
まずは、ボディー側にクロスギアの駆動ギアを入れます。
次にボディーうしろ側からクロスシャフトを入れるのですが、入れる前にクロスシャフトの溝部分にグリスを添付しておきます。今回使ったグリスはスーパールーベをほんの少しだけオイル割りしてやわらかくしたものを使いました!
始めて組んだ時にシマノ純正DG06で組んだのですが、クロスギア内を遊ぶ感じが若干したのでここでは少し粘度があるグリスで組みました!
入れたら、次にNo.41の黒いプラ製の座金入れて、前回載せた追加ベアリングを入れます!
ベアリングの後ろに、前回載せたクリアランス調整シムリングを入れます。今回は0.5mm×1と0.1mm×2枚と0.05mmを1枚入れました!予想通り0.05を1枚抜かないと抵抗があり過ぎてしまったので、抜くことにしました!!!
今度はクロスギアの逆側…ローラークラッチ側のブッシュを入れるのですが、ブッシュを入れる前にここでクリアランス調整用の0.1mmのステンレスシムリングを入れてやります!
自分のレアニウムが、クロスギア駆動ギア→ブッシュ→0.1mmプラスティック座金→ローラークラッチでふたの順番だったので、この0.1mmのプラ座金がずれちゃうことがあるので、展開図通りに戻しました!
それと、プラ座金からステンレスにすることによって、耐久性が上がるのと、長期使用でのクリアランス変化をなるべく抑えるようにしました!!
ここの潤滑は、PTFEコーティングと軽めのオイルで潤滑してあげてください!
次に、メインシャフトと、オシュレーティングスライダーを組むのですが、まずはスライダー…シマノだと摺動子側を組んできたいと思います!!
まずは、摺動子のふたを開けて、プラ座金とクロスギアピンカラーとクロスギアピンを抜きます!!
一度洗浄して、乾燥後にPTFE処理をして、組み始めます。
まずは、クロスギアピンを入れて、次に追加用ベアリングを入れます。そして最後にふたを閉めれば摺動子はオッケーです!!
前回書いたのですが、組み上げの時にはピンカラーの上のプラ座金は使いません!これはピンカラーとプラ座金の厚さが合計2.5mmとなるので、ベアリングだけでクリアランスが保てるためです!!
それと、ここのベアリングは前回書いた通り脱脂せず、グリスインのまま使った方が調子が良いです!!
メインシャフト側が組めたのなら、メインシャフトを本体に組みつけてください!
組みつけたら摺動子ガイドAとBを組みつけて、軽めのオイルで潤滑させたら、ボディーうしろ側のNo.74のクロスギア軸カバーを取り付けてふたをすれば、オシュレート部分は完成です!!
組み上げたときに、抵抗なく回ることを確認してください!!
オシュレートまで組みましたが、シマノすごい!!って思ったのが、スライダーの支持がメインシャフトと摺動子ガイドのAとBの3点で支持しているので、ダイワの2点支持よりガタが無く非常にスムーズと言うことと、クロスギアピン…ダイワで言うポールが初めから加工しなくてもちゃんと面とりしてある点がすごいと思いました!
んでもって、次にピニオン周りを組んでいきたいと思います!!
まずは下処理で、ピニオンのメインシャフトが通っている穴をコンパウンドで磨きます。
これは、TD系でやった通り綿棒か何かで、寸法が変わらないくらいに磨いてください!!
画像を撮っておいていなかったので、画像はイグニスですがこんな感じでやってみてください!
そうしたら、次に少し加工が必要になるチューンをやっていきたいと思います!!
このレアニウムってリールは、ピニオンを支持しているのが、真ん中のベアリング一つと、ピニオン下側はただのプラカラー(N0.39)となっています!
ダイワで言ったら、イグジストやルビアスの1000番みたいな感じになっています!
このプラカラー方式だと、抵抗が大きく巻きが重たくなる原因となっています!
実際にそのまま組んでみると、ほかの部分で少しは良くなるのですが劇的には巻きが軽くなることは無いのです!
本当はここをベアリングにしてあげるとかなり改善できるのですが、構造上どうやってもベアリングには出来ませんでした!
なので、今回は少し加工して改善できるようにしたいと思います!
それでは加工法ですが、簡単に言えば付け根のプラカラーを短く削って、摺動面を減らし抵抗を少なくするという方法です!
ピニオン単体にして、ノーマル状態のプラカラーをピニオンの下側にかかぶせてみると、ノーマル状態だとかなりの部分がかぶっている思います!
結果、このかぶっている部分が多ければ多いほど抵抗が大きくなるので、プラカラーを短くしてやり、かぶっている量を減らし抵抗を押さえます!
やり方は、簡単です!プラカラーのボディーうしろ側を、600~800番程度の耐水ペーパーを平らな板の上に置いて、カラーを8の字を描くようにして削るだけです!!
自分は、プラカラーに腕が生えていると思うのですが、この腕部分ぐらいまで削りました!
削った後は、削り口のバリを取ってください!!
↓がノーマル状態…では無く、少しだけ削った後の画像ですが、この画像よりはさらに短くなっていると思います!大体2~3mmほど研磨しました!
そうしたら、PTFEをコーティング後、軽めのオイルで潤滑させてやると、かなり軽くなってくると思います!
ここも、PTFEのtypeBコートがかなり効きます!金属対樹脂の潤滑ではかなり良くなると思います!!
ここまでやったら組んでみたいと思います!
まずは、先ほど加工したカラーを組みつけた状態のピニオンをメインシャフトに通しながらボディーに組んでやります!組んだらベアリングを入れ、最後にローラークラッチをボルトで固定します。
ローラークラッチの中のリングを入れればボディー側の組みつけは終了です!!
次に、メインギアを入れて足つきのボディーとドッキングさせます!
んで、メインギアへのグリスは今回は今月のアングリングファンにも載っていた、ヘッジホッグさんのプロトグリスを使いました!!
今回、雑誌出たのでようやっと公開出来ました!!
実は、このブログを通して某プロチューナーさんとお知り合いになり、その人経由で結構前からグリスとオイルのテストをさせていただいていました!!
まだ、発売までの最終段階なので詳しい詳細は書けませんが、使っているベースの内容など見せてもらったのですが、驚くほど良いものを使っていたり、潤滑性能や油膜保持性能など、かなりヤバいです!!
なので、ギアなどの金属同士の耐摩耗性などは、実際に使ってみてすごくいいです!!そのため、ごく少量でも効果が発揮できるので、グリスの入れすぎでの巻き重りなどのトラブルが減ると思います!
さらに、クッション性能がいいので、巻き心地がかなりよくなります!!
粘度もかなり考えてあるので、絶妙で凄く使いやすいです!!
このカテゴリーでは一番最後に出すものなので、間違え無く良いものだと思います!!
オイルも、グリス同様に最高ランクのベースを使っているので性能は間違えないのと、さすがベアリング屋さんが作ったオイル!!粘度が絶妙で本当に使いやすいと思います!!
値段もなるべく安く出せるようにただいま調整中らしいので、値段によってはこれからのリールチューンの新定番となると思います!!
んでもって、ギアのクリアランスですが、純正状態でほぼクリアランスゼロだったので、0.5mm抜いて見ました!
クリアランスが増えたことで、さらに軽くなりました!!
ボディーをドッキングさせて(以前書きましたが合わせ面は必ず清掃して下さい!!)、ねじ止めするのですが、前回も書きましたがねじがタッピングビス…木ねじタイプなので、入れ方を間違えると自分でねじを切りながら入ってしまうので、注意が必要です!!
もし、ねじを新たに切ってしまうと、そのねじ穴がだめになってしまうので、お気をつけ下さい!!
なんだかすごく重たい!!や、ねじが斜めに入って行ってる!!などありましたら、すぐにやめてください!!
特に、このシマノのCI4は素材がやわらかいので、新たにねじを切ったり、斜めに入ったりしやすいので、特に注意してください!!
ちゃんと、今までねじが切ってあるねじ山に入るようにしてください!!
そうしたら、ローターを取り付けます!!
最近ですが、ローターの取り付け方法を少しだけ変えました!!
ここ最近ナットの締め込みによるピニオンベアリングの負荷がかかり過ぎないように、あまり締めすぎないようにしています!!
締めすぎると、ベアリングの痛みが早いのと、各カラー類がつぶれて寸法が変わってしまい、ギアの歯当たりが変わってしまいごろつく原因となってしまうための対策です!!
そのため、ローターナットが緩みやすくなるのですが、通常ローターナットを取り付け後に、ロックボルトを入れてナットの緩み止めをするのですが、ロックボルトとナットが良い位置にいないことが多いので、ねじロック材を使って緩み止めをする方法をやっています!!
今使っているねじロック材は、ねじロック剤の定番のロックタイトの222という低強度タイプのものを使っています!!
値段は、ホームセンターで売っている一番小さいもので、5~600円程度で買えると思います。
色は紫色で、低強度なのでリールなどで使う小径ねじなどではちょうどいい強度のロック剤です!しかも、バラス時は高強度のロック剤みたいに熱を入れたりしなくても工具で簡単に緩めることができるので、使い勝手が良いと思います!!
使い方は、ピニオンのねじ部とローターナットをよく脱脂&乾燥させてから、ナットのねじ山部に一滴たらしてねじを締めるだけでロック完了です!!
嫌気性ロック剤なので、ねじを締めて空気と触れなくなると固まります!!大体1時間もすれば完全硬化すると思います!!
気をつけないといけないのは、ナットをピニオンに入れるときに、メインシャフトに触れないようにするのが一点と、ごく少量意でもちゃんと固まるので、添付しすぎない!!その2点に気をつけてください!!
その後、ボディー後ろ側のメッキパーツを取り付けると、本体側は完了です!!
すみません!画像を撮り忘れて画像が無いのですが、ラインローラーのベアリング交換とドラグのO/Hをしました!!
そこまでやるとすべて終了です!!!
んで、最後にハンドルをつけて回したのですが…。
ノーマル状態と比べ物にならないくらい化けました!!
初動から軽くなり、巻きもかなり軽くなりました!!巻き心地もシマノのギアなのですごく調子良くて、良くある軽くしてまき心地が低下するようなことが無く非常にスムーズです!!
空回の段階ではかなりいいのですが、実釣で良くなければ意味が無いので実際に宮城AVさんに行ってテストしました!!
タックルセッティングは、ロッドは峰岸のトラスト68にラインはバリバスのトラウトアドバンス2.5lb、ルアーは最近良く使うFドラック1.2gでつりをしました!!
実際に釣りをしてみて、組んだ時のような軽くてなめらかな巻心地のままでした!!
ダイワにはない滑らかさで初めは感覚がつかめなかったのですが、慣れるとやみつきですね!!
よくある、ラインテンションがかかるとオシュレートからガタ感が出たり、引っ掛かりが出たりなどのトラブルもなく非常になめらかで調子がいいです!!
それと、シマノ系のリールだとリールで当たりが取りずらいと言うのも、さすがにノーマル状態だと取りづらいのですが、チューン後はちゃんとリールで当たりが取れるし、藻が絡んだり、ラインクロスなどのルアーがちゃんと泳いでいない違和感も一瞬で分かるくらい感度も良好です!!
いじったダイワに比べると少しだけ巻が重いですが、全然使えると思います!!
ただ、ドラグがやっぱりしょっぱいなぁ…。
ちょうど、自分の知り合いで10ステラと07ステラと04ステラを持っている人に借りて比べてみたのですが、やはり素材の差と精度の差なのか、マグボディーのステラは巻いた感じがカッチリした感じと、わずかな振動もリール全体に響かせる感じがするのですが、樹脂ボディーのレアニウムは巻いた感じが柔らかいって感じるのと、素材が柔らかいのでわずかな振動が響くような感じはあまりしませんでした!
やはり値段の差からくる精度や素材の差だと思います。
それでもチューンドレアニウムは10にはかないませんが07や04よりは巻感が軽かったと思います!!
比較的いじりやすいし、チューニング後はかなり化けるし、自重も軽いし、何より安いし!!かなりおすすめなリールです!!
自分も、もう一台ほしいな…。
それでも、一応新しく出るバンキッシュを買う予定なのと、今年のシマノのカタログにはCI4+になった新しいレアニウムが出ていたので今度はこれをいじろうかな?
それと多分、新しいレアニウムが出ると現行のレアニウムの値段が一気に下がるのでこれを狙ってもう一台買おうかな??
んで、今回チューニングにかかった費用も、約6000円ぐらいで済んだと思います!!
ベアリングが少ないのと、いじる個所が少ないので、安くなったと思います!!
今回はベアリングをヘッジホッグさんのものを使ったので、もしモノタロウさんで購入するともっと安くなると思います!!
でも、ちょっと大きめのベアリングは精度の差が出やすいので失敗したくないのであれば、良い奴を使った方が安上がりになると思います!!
それと、いつもの通りなんですが、今回やったことはすべてふぁんふぁん的思想なので、これが正解ではございません!!!
もしかしたら、間違っているし、違うやり方がいいかもしれませんし、たまたま自分だけよかった!!ってこともあるので…
いつも言うのですが、各自自己責任でやってください!!
特にシマノはいじると保証が効かなくなるのと、メーカーO/Hもしてくれないそうなので、いじる場合はそれを加味してやってみてください!!
ってか、たぶんこのブログを見ている方なら、相当なことがない限りメーカーO/Hなんて出さないと思うので、大丈夫か!!
こんな感じで、これからいろいろと新しいことにチャレンジしていくのでよろしくお願いします!!
ここ最近の新しい挑戦は…ロッドをいじってます!! 上手く良くはまだ分かりませんが、今のところはかなり自分の理想になっています!!
ブランクス、ロッドカラー、グリップ、スレッド、ガイド…と今まで自分が欲しい!!ってものをコツコツ作っています!!
これも、そのうちブログにアップしたいと思います!!
それと、始めに書きましたが、PTFEでご連絡が途絶えている方が大勢いると思いますが、大変申し訳ないのですがこれからご連絡しますのでもう少しお待ちください!!
そんじゃ!!
2012年01月27日
初シマノ レアニウムC2000sその①
まいど!
今回もいつも通りリールネタなのですが…。
なんと!ダイワ党の自分が、シマノのリールをいじりたいと思います!!!
ほぼ、シマノのリール初めてなので、ダイワとどんな感じに違うのか検証して組みつけしたいと思います!
それと、ふぁんふぁん流ですが新規のリールのチューンの仕方をやっていきたいと思います!
んで、今回いじるシマノのリールはレアニウムC2000sです!!
前にも書きましたが、某釣具屋さんの中古コーナーにあった物なのですが、ちょうどお正月セールでジャスト1万円で買えたので、初シマノとしては良い練習機と言うことで購入したものです!
リールとしては、ダイワで言えばルビアスみたいな位置なのかな?CI4ってカーボンを混ぜた樹脂ボディーで、ベアリング数も少なく、値段が抑えられたモデルです。
こいつのいいところは、ボディーとローターがCI4なので、自重がシマノのリールにしてはめちゃくちゃ軽いことです!ハイエンド機のステラと同じ175gです!!
それと、値段がめちゃ安です!新品でも安売りのお店なら2万円を切ります!凄いところだと替えスプール付きなんてのもあります。それでも、シマノのリールらしく滑らかな巻き心地です!
悪い点は、ノーマルだと巻きが結構重たいことです!滑らかなのですが、初動~惰性で回転させているときがダイワのリールから比べると比べのもにならないくらい重たいです!
それと、ドラグがしょっぱいかな?上位機種みたいにベアリングが入っていたりしないし、ドラグの音も安ものリールの乾いたクリック音なのでシマノのリールにしては少し残念な感じです。ラインの出方の感じは、ダイワっぽい感じだと思います!
それと、展開図を見ていろいろと上位機種の物が流用できるかとか、ベアリング増しができるかいろいろ検証したのですが、流用も出来ないしベアリング増しもあまり出来ないので少し残念です。
それでも、値段の割にはすごく良いリールだと思います!!
前置きはこれくらいにして、これからチューンをしていきたいと思います!!
もともと、ダイワ党なので、部品名称をダイワで呼んでしまうのでご了承を!!
今回は、バラシ~ベアリングまでやりたいと思います!!
まずは、シマノのホームページから展開図を引っ張って、大きめにプリントアウトします!
バラス前に、とにかく良く見てから、ひたすら覚えること!
これをするかしないかで、失敗がだいぶ減ると思います!
それと、カメラを用意してばらしたら撮る!ってのを徹底してください!!
それでは、ばらしていきたいと思います!
まずは、ドラグノブ、スプール、スプール位置調整ワッシャーを抜いて、スプール受けを抜きます!
そうすると、スプール周りがばらせると思います!
次に、ハンドルと、ボディーうしろ側の本体ガードと言うメッキパーツを外します!
んで、ローターを外すのですが、ローターナットのロックボルトを外してローターナットを緩めてローターを外します!
つぎに、ワンウェイクラッチ…シマノだとローラークラッチの中にあるクラッチリング…シマノだと回転枠リングをボディーをひっくり返して抜きます!
次に、ローラークラッチのボルト3本外してローラークラッチ自体を外します!
ここで、気を付けないといけないのが、一本だけ小さいボルトがあるのですが、これはローラークラッチアッシーの固定ボルトなので、こいつを緩めてしまうとローラークラッチが全バラになってしまうので気を付けてください!!
それと、ローラークラッチを外すとオシュレート用のクロスギアブッシュと呼ばれるブッシュがあって、その位置決め用の白い調整ワッシャー部品番号41番(0.13mm)が出てる来るので失くさないようにしてください!
本当はこれ、展開図ではクロスギア側にあるのですが、自分のリールはローラークラッチ側にありました!
ローラークラッチAssyが外れると、ピニオンと支えているベアリングが外れます!
ベアリングはAR-Bなので、黒っぽいです!!
んで次に、ボディー側にあるボルトを3本外せば、ボディーが割れます!
そうすると、メインギアが見えてくるのですが、メインギアを抜くと、リール内部が見えてくると思います!
ご覧の通り、グリスまみれです!!
これだけグリスまみれだと、巻きが重たいわけです!!しかも、こんな量あればリール自体も重たくなっていると思います!
中古でグリスまみれなんですが、驚いたことにグリスがまったく汚れていません!!
多分、シマノのリールのパーツってどれも綺麗に表面処理してあるので金属が摩耗しにくいのだと思います!
ダイワみたいに釣行後すぐに真っ黒ってことが無いので、さすがシマノ…すげーって思いました!
ここまで、ばらしたのですが、気を付けないといけないのは、ボルトがCI4なのでルビアスみたいに木ねじタイプです!
バラス際と組み上げる際はねじの噛み合いの位置とトルクだけは気を付けてください!
やった感じだと、ダイワのザイオンよりもかなり「やわらかい」と感じたので、金属リールやザイオンだと思って締めると必ずねじ穴を壊してしまうので気を付けてください!!
それと、木ねじタイプなので、今まで入っていたねじ山以外でも自分でねじ山を切りながら入っていってしまうので、いつもよりの凄く重たい!!って思ったら、自分でねじを切っていると思うので直ちにやめてください。
次にオシュレートをばらすのですが、オシュレートはボディーうしろ側のプレートを外してシャフトを2本外すとメインシャフトが外れます!
そうするとクロスシャフトの後ろ側にあるブッシュを抜いて、クリアランス調整ワッシャーを抜くと、クロスシャフトが抜けて来ます!ボディー側に残ったクロスギアのギアをピンセットで抜いて、ローラークラッチ側に残ったクロスシャフトブッシュを抜けば全バラ出来ます!!
んでもって、まずはグリスまみれなので、グリス除去を兼ねて徹底洗浄します!!
乾燥後これからチューンに入りたいと思います!!
まずは、ベアリングから!!
今回試しでシマノのAR-Bを脱脂して、どんなもんか回してみました!
んで、感じとしては、ダイワのCRBBよりもじゃらつく~かさつく感じがしました!
試しに一度AR-Bの脱脂バージョンで組んだのですが、結構かさついた感じになってしまいました!
なので、AR-Bは却下で、ここは良いベアリングを入れたいと思います!!
今回はメインのベアリングはヘッジホッグさんの物を使い、自分で在庫してあるものはそれを使い、無いものはモノタロウさんで注文しました。
んで、まずはベアリングの種類ですが、ピニオンを支えているベアリングとメインギアを支えている左右のベアリングは同じものでした! サイズとしては外形が13mm×内径7mm×厚さ3mmです。これを3個必要です!
お次に、ラインローラー部分が1個とハンドル×2個使っているベアリングが同じです!サイズは外7mm×内4mm×厚2.5mmです!これを同じく3個です。
つぎに、ベアリング増し用でクロスギアの後ろ側の樹脂ブッシュ(No.75クロスギアブッシュ後)をベアリングに交換するのですが、ここはサイズ外5mm×内3mm×厚2.5mmを一つ使います!これはTD系のウォームシャフトの支えとラインローラーのベアリングと一緒です!
それと、ここのブッシュをベアリング化させるためには、クリアランス調整用のシムが必要です!!
ブッシュ自体の厚さが3.30mmなので、ベアリングが2.5mmで残りの0.8mmを調整しなければいけません!!
見づらいかも知れませんが、マイクロメーターで3.30mmです。
なので、自分はモノタロウさんで売っている、クリアランス調整用の「シムリング」と呼ばれるステンレス製の調整ワッシャーを使って調整しました。
サイズが内径3mmの外形5mmのベアリングと同じサイズのシムリングを使い、厚さが0.5mmと0.1mmを2枚と、0.05mmを2枚を購入しました!値段も1枚約60円ぐらいなので、安いと思います!!
0.05mmを2枚買いは、シムを多数使うと若干寸法が増えてしまう場合があり、クリアランスオーバーとなってベアリングに圧力が掛かり過ぎて回転が重たくなる場合がありますので、そう言った場合は1枚抜いて圧が掛かり過ぎないように調整します!!
もし、モノタロウさんで買うのがメンドクサイ!!って方がいましたら、ダイワのTD系のラインローラーで使われているクリアランスワッシャーが、厚さが0.5mmなので使えます!!さらに残りの0.3mm分ですがこれはTD系のウォームシャフト用の調整ワッシャーが0.1mmなので使えます!!
んで、次にポール…シマノで言うクロスギアピンを支えているプラスチックのカラー(No.69クロスギアピンカラー)を、上位機種のリールみたくベアリング入りにします!
これは外5mm×内2mm×厚み2.5mmのベアリングを使い、これを組む場合は通常クロスギアピンとクロスギアピンカラーの上にNo.68の座金があると思うのですが、この座金分もベアリングで調整してあるので組む場合はこの座金は抜いて組んでください!!
マイクロメーターの画像は見づらいですが、2.51mmなので、下の画像のように赤矢印にパーツを、青矢印のベアリングにするだけで、クリアランス調整が出来ます!!
これまた見づらいですが、ベアリングの品番です!ちなみに、ミネベア品番でDDL-520ZZW52 です。
それと、ここのベアリングですが脱脂しない方が調子が良いです!!ダイワのTD系でもそうですが動きすぎるとノイズが出るので、ここはベアリングはグリスイン仕様で組んでもらった方がお勧めです!!
ここまでベアリングをやりました!!このままベアリングつながりでシマノの定番チューンであるワンウェイクラッチ…じゃなく、ローラークラッチの玉抜きをします!!
この玉抜きですが、ローラークラッチ内で逆転防止用で回っている6個のローラーの数を3個抜いて、軽くしよう!!ってチューンです!!回し始めの初動がかなり軽くなるのと、回してからの回転も軽くなります!!
通常ローラークラッチのローラーには、逆転防止でばねで予圧が掛けてあります。これが結構な抵抗となってしまいます!切り替えレバーでオンとオフと切り替えて回すとオフ側の時が軽く回っていると思います!!このオフの状態に近づけるようにいじりたいと思います!!
まずは、ローラークラッチ単体の物を用意します!
カートリッジ式になっているので、上蓋と下側の部分に位置合わせ用のマークをペイントマーカー等でしるしを打ちます!
んで、これをばらす際に気をつけろ!!って言っていた小さいボルトを緩めると、クラッチアッシーに上側のカバーが外れて、中身が見えてくると思います!
こんな感じに純正はなっているのですが、ここから一つ飛ばしに3個ローラーを抜いていきます!!
そうすると、1個飛ばしの状態になると思います!今まで6個の物が3個になるので、約半分の抵抗低減となります!!
それと、ちょっとしたことですが、ローラーを残す場所をリールの下側に2個、上側に1個と車のベンツのマークみないなポジションになるようにすると良いと思います!!これは重力の関係で下側に支点が増えた方が効率が良いので、こうやって見てください!!
組む時ですが、ばねが無い部分に上蓋をかぶせます!
かぶせたら、上ぶたを時計回りに回すとばねが綺麗に本体内に収まると思います!
初めに打っておいた合わせマークと同じ位置にキッチリ合わせたら、小さいボルトを入れて組み上げです!!!
抜いたローラーは取っておくと、いま使用しているローラーが摩耗してしまっても再び復活出来るので、2倍美味しいです!!
それと、こんなことしたら逆転するんじゃないか??って思いますが、一応管釣り使用では、まったくもって大丈夫です!!とある管釣りで70センチ近くある鯉が掛かってしまったことがかるのですが、20分ぐらいランディングしてもまったくもって大丈夫でした!!これが、ソルトなどの高負荷になると分かりませんが、ある程度でしたら大丈夫だと思います!
まぁ、某D社でも、今まで酷使してもノントラブルなので…。
今回は、バラシ~ベアリングまでやりました!!
初シマノなので結構ビビりながらやったのですが、結局リールって基本は一緒だなぁって思いました!!
それでも、細部の作り込みはシマノの方がやっぱり凄いです!!剛性の出し方とか、精度の出し方とかかなり考えてあると思います!!
特にポールなんかは、ダイワでやっていた加工がすでにやってありました!!
次回は、とある部品の加工と、組み上げをやりたいと思います!!
そんじゃ!!
今回もいつも通りリールネタなのですが…。
なんと!ダイワ党の自分が、シマノのリールをいじりたいと思います!!!
ほぼ、シマノのリール初めてなので、ダイワとどんな感じに違うのか検証して組みつけしたいと思います!
それと、ふぁんふぁん流ですが新規のリールのチューンの仕方をやっていきたいと思います!
んで、今回いじるシマノのリールはレアニウムC2000sです!!
前にも書きましたが、某釣具屋さんの中古コーナーにあった物なのですが、ちょうどお正月セールでジャスト1万円で買えたので、初シマノとしては良い練習機と言うことで購入したものです!
リールとしては、ダイワで言えばルビアスみたいな位置なのかな?CI4ってカーボンを混ぜた樹脂ボディーで、ベアリング数も少なく、値段が抑えられたモデルです。
こいつのいいところは、ボディーとローターがCI4なので、自重がシマノのリールにしてはめちゃくちゃ軽いことです!ハイエンド機のステラと同じ175gです!!
それと、値段がめちゃ安です!新品でも安売りのお店なら2万円を切ります!凄いところだと替えスプール付きなんてのもあります。それでも、シマノのリールらしく滑らかな巻き心地です!
悪い点は、ノーマルだと巻きが結構重たいことです!滑らかなのですが、初動~惰性で回転させているときがダイワのリールから比べると比べのもにならないくらい重たいです!
それと、ドラグがしょっぱいかな?上位機種みたいにベアリングが入っていたりしないし、ドラグの音も安ものリールの乾いたクリック音なのでシマノのリールにしては少し残念な感じです。ラインの出方の感じは、ダイワっぽい感じだと思います!
それと、展開図を見ていろいろと上位機種の物が流用できるかとか、ベアリング増しができるかいろいろ検証したのですが、流用も出来ないしベアリング増しもあまり出来ないので少し残念です。
それでも、値段の割にはすごく良いリールだと思います!!
前置きはこれくらいにして、これからチューンをしていきたいと思います!!
もともと、ダイワ党なので、部品名称をダイワで呼んでしまうのでご了承を!!
今回は、バラシ~ベアリングまでやりたいと思います!!
まずは、シマノのホームページから展開図を引っ張って、大きめにプリントアウトします!
バラス前に、とにかく良く見てから、ひたすら覚えること!
これをするかしないかで、失敗がだいぶ減ると思います!
それと、カメラを用意してばらしたら撮る!ってのを徹底してください!!
それでは、ばらしていきたいと思います!
まずは、ドラグノブ、スプール、スプール位置調整ワッシャーを抜いて、スプール受けを抜きます!
そうすると、スプール周りがばらせると思います!
次に、ハンドルと、ボディーうしろ側の本体ガードと言うメッキパーツを外します!
んで、ローターを外すのですが、ローターナットのロックボルトを外してローターナットを緩めてローターを外します!
つぎに、ワンウェイクラッチ…シマノだとローラークラッチの中にあるクラッチリング…シマノだと回転枠リングをボディーをひっくり返して抜きます!
次に、ローラークラッチのボルト3本外してローラークラッチ自体を外します!
ここで、気を付けないといけないのが、一本だけ小さいボルトがあるのですが、これはローラークラッチアッシーの固定ボルトなので、こいつを緩めてしまうとローラークラッチが全バラになってしまうので気を付けてください!!
それと、ローラークラッチを外すとオシュレート用のクロスギアブッシュと呼ばれるブッシュがあって、その位置決め用の白い調整ワッシャー部品番号41番(0.13mm)が出てる来るので失くさないようにしてください!
本当はこれ、展開図ではクロスギア側にあるのですが、自分のリールはローラークラッチ側にありました!
ローラークラッチAssyが外れると、ピニオンと支えているベアリングが外れます!
ベアリングはAR-Bなので、黒っぽいです!!
んで次に、ボディー側にあるボルトを3本外せば、ボディーが割れます!
そうすると、メインギアが見えてくるのですが、メインギアを抜くと、リール内部が見えてくると思います!
ご覧の通り、グリスまみれです!!
これだけグリスまみれだと、巻きが重たいわけです!!しかも、こんな量あればリール自体も重たくなっていると思います!
中古でグリスまみれなんですが、驚いたことにグリスがまったく汚れていません!!
多分、シマノのリールのパーツってどれも綺麗に表面処理してあるので金属が摩耗しにくいのだと思います!
ダイワみたいに釣行後すぐに真っ黒ってことが無いので、さすがシマノ…すげーって思いました!
ここまで、ばらしたのですが、気を付けないといけないのは、ボルトがCI4なのでルビアスみたいに木ねじタイプです!
バラス際と組み上げる際はねじの噛み合いの位置とトルクだけは気を付けてください!
やった感じだと、ダイワのザイオンよりもかなり「やわらかい」と感じたので、金属リールやザイオンだと思って締めると必ずねじ穴を壊してしまうので気を付けてください!!
それと、木ねじタイプなので、今まで入っていたねじ山以外でも自分でねじ山を切りながら入っていってしまうので、いつもよりの凄く重たい!!って思ったら、自分でねじを切っていると思うので直ちにやめてください。
次にオシュレートをばらすのですが、オシュレートはボディーうしろ側のプレートを外してシャフトを2本外すとメインシャフトが外れます!
そうするとクロスシャフトの後ろ側にあるブッシュを抜いて、クリアランス調整ワッシャーを抜くと、クロスシャフトが抜けて来ます!ボディー側に残ったクロスギアのギアをピンセットで抜いて、ローラークラッチ側に残ったクロスシャフトブッシュを抜けば全バラ出来ます!!
んでもって、まずはグリスまみれなので、グリス除去を兼ねて徹底洗浄します!!
乾燥後これからチューンに入りたいと思います!!
まずは、ベアリングから!!
今回試しでシマノのAR-Bを脱脂して、どんなもんか回してみました!
んで、感じとしては、ダイワのCRBBよりもじゃらつく~かさつく感じがしました!
試しに一度AR-Bの脱脂バージョンで組んだのですが、結構かさついた感じになってしまいました!
なので、AR-Bは却下で、ここは良いベアリングを入れたいと思います!!
今回はメインのベアリングはヘッジホッグさんの物を使い、自分で在庫してあるものはそれを使い、無いものはモノタロウさんで注文しました。
んで、まずはベアリングの種類ですが、ピニオンを支えているベアリングとメインギアを支えている左右のベアリングは同じものでした! サイズとしては外形が13mm×内径7mm×厚さ3mmです。これを3個必要です!
お次に、ラインローラー部分が1個とハンドル×2個使っているベアリングが同じです!サイズは外7mm×内4mm×厚2.5mmです!これを同じく3個です。
つぎに、ベアリング増し用でクロスギアの後ろ側の樹脂ブッシュ(No.75クロスギアブッシュ後)をベアリングに交換するのですが、ここはサイズ外5mm×内3mm×厚2.5mmを一つ使います!これはTD系のウォームシャフトの支えとラインローラーのベアリングと一緒です!
それと、ここのブッシュをベアリング化させるためには、クリアランス調整用のシムが必要です!!
ブッシュ自体の厚さが3.30mmなので、ベアリングが2.5mmで残りの0.8mmを調整しなければいけません!!
見づらいかも知れませんが、マイクロメーターで3.30mmです。
なので、自分はモノタロウさんで売っている、クリアランス調整用の「シムリング」と呼ばれるステンレス製の調整ワッシャーを使って調整しました。
サイズが内径3mmの外形5mmのベアリングと同じサイズのシムリングを使い、厚さが0.5mmと0.1mmを2枚と、0.05mmを2枚を購入しました!値段も1枚約60円ぐらいなので、安いと思います!!
0.05mmを2枚買いは、シムを多数使うと若干寸法が増えてしまう場合があり、クリアランスオーバーとなってベアリングに圧力が掛かり過ぎて回転が重たくなる場合がありますので、そう言った場合は1枚抜いて圧が掛かり過ぎないように調整します!!
もし、モノタロウさんで買うのがメンドクサイ!!って方がいましたら、ダイワのTD系のラインローラーで使われているクリアランスワッシャーが、厚さが0.5mmなので使えます!!さらに残りの0.3mm分ですがこれはTD系のウォームシャフト用の調整ワッシャーが0.1mmなので使えます!!
んで、次にポール…シマノで言うクロスギアピンを支えているプラスチックのカラー(No.69クロスギアピンカラー)を、上位機種のリールみたくベアリング入りにします!
これは外5mm×内2mm×厚み2.5mmのベアリングを使い、これを組む場合は通常クロスギアピンとクロスギアピンカラーの上にNo.68の座金があると思うのですが、この座金分もベアリングで調整してあるので組む場合はこの座金は抜いて組んでください!!
マイクロメーターの画像は見づらいですが、2.51mmなので、下の画像のように赤矢印にパーツを、青矢印のベアリングにするだけで、クリアランス調整が出来ます!!
これまた見づらいですが、ベアリングの品番です!ちなみに、ミネベア品番でDDL-520ZZW52 です。
それと、ここのベアリングですが脱脂しない方が調子が良いです!!ダイワのTD系でもそうですが動きすぎるとノイズが出るので、ここはベアリングはグリスイン仕様で組んでもらった方がお勧めです!!
ここまでベアリングをやりました!!このままベアリングつながりでシマノの定番チューンであるワンウェイクラッチ…じゃなく、ローラークラッチの玉抜きをします!!
この玉抜きですが、ローラークラッチ内で逆転防止用で回っている6個のローラーの数を3個抜いて、軽くしよう!!ってチューンです!!回し始めの初動がかなり軽くなるのと、回してからの回転も軽くなります!!
通常ローラークラッチのローラーには、逆転防止でばねで予圧が掛けてあります。これが結構な抵抗となってしまいます!切り替えレバーでオンとオフと切り替えて回すとオフ側の時が軽く回っていると思います!!このオフの状態に近づけるようにいじりたいと思います!!
まずは、ローラークラッチ単体の物を用意します!
カートリッジ式になっているので、上蓋と下側の部分に位置合わせ用のマークをペイントマーカー等でしるしを打ちます!
んで、これをばらす際に気をつけろ!!って言っていた小さいボルトを緩めると、クラッチアッシーに上側のカバーが外れて、中身が見えてくると思います!
こんな感じに純正はなっているのですが、ここから一つ飛ばしに3個ローラーを抜いていきます!!
そうすると、1個飛ばしの状態になると思います!今まで6個の物が3個になるので、約半分の抵抗低減となります!!
それと、ちょっとしたことですが、ローラーを残す場所をリールの下側に2個、上側に1個と車のベンツのマークみないなポジションになるようにすると良いと思います!!これは重力の関係で下側に支点が増えた方が効率が良いので、こうやって見てください!!
組む時ですが、ばねが無い部分に上蓋をかぶせます!
かぶせたら、上ぶたを時計回りに回すとばねが綺麗に本体内に収まると思います!
初めに打っておいた合わせマークと同じ位置にキッチリ合わせたら、小さいボルトを入れて組み上げです!!!
抜いたローラーは取っておくと、いま使用しているローラーが摩耗してしまっても再び復活出来るので、2倍美味しいです!!
それと、こんなことしたら逆転するんじゃないか??って思いますが、一応管釣り使用では、まったくもって大丈夫です!!とある管釣りで70センチ近くある鯉が掛かってしまったことがかるのですが、20分ぐらいランディングしてもまったくもって大丈夫でした!!これが、ソルトなどの高負荷になると分かりませんが、ある程度でしたら大丈夫だと思います!
まぁ、某D社でも、今まで酷使してもノントラブルなので…。
今回は、バラシ~ベアリングまでやりました!!
初シマノなので結構ビビりながらやったのですが、結局リールって基本は一緒だなぁって思いました!!
それでも、細部の作り込みはシマノの方がやっぱり凄いです!!剛性の出し方とか、精度の出し方とかかなり考えてあると思います!!
特にポールなんかは、ダイワでやっていた加工がすでにやってありました!!
次回は、とある部品の加工と、組み上げをやりたいと思います!!
そんじゃ!!