2008年12月20日
イグジスト&07ルビアスをばらしてみよう!その③
まいど!
前回はスプールが付くところの取り外しまでで終わってしまったので、今回はその先を書きたいと思います。
今回は、ローターを取っちゃお~!の巻です。
まず、ローターナットの横に黒いちっちゃいねじがあると思います。
これが、ローターナットのロックボルト。こいつで、ローターナットの緩み止めをしております。
意外と、重要なねじなんで無くさないように!
あと、締め忘れと言うか、存在自体を忘れてつけないことがよくあります?がこれが無いと、釣行中にいきなりローターが緩んでローターが噛んでしまいリールが動かなくなることがあります。
もし、これがトーナメント中だったら…。
そうです…。
自分…。
この間の宮城AVのローカルトーナメント中に、緩んでしまいリールが…
んで、2回戦敗退でした…。
そんでもって、ローターナットを緩めるんですが、ここで闇雲に緩めたらただの素人です!
ここで一手間やるかやらないかで、組み上げたときの仕上がりがぜんぜん違います。
このナット意外と重要で、こいつの締め付けトルクによって、ピニオンギアの大きいほうのメインベアリング(ダイワ展開図だとピニオンベアリングA、)の初期状態でのベアリングにかける圧力(俗に言うプレロード)を決めていたり、このプレロードによりピニオンギアのドライブピニオンに対する出シロを決め手いるので、ここをおろそかにするとピニオンギアのメインベアリングがゴロツキ、ザラツキ、シャラシャラ音がでたり、ギアのかみ合わせが悪くなって、ギアのゴロツキが出てしまいます。
じゃぁ~、パーツリストにも、カタログにも取り説にもここの締め付けトルクなんて書いて無いじゃん!!
…ってなりますよね!
俺は天才だから、緩めた感覚で締め付けトルクが分かる!って人もまずいないと思います。
仮に、ここの締め付けトルクが分かったとしても、ここを締め付けるぐらいの弱いトルクで効くトルクレンチなんて、まず市販されてないだろうし、売ってても高価だったりとまず手に入りません!
あっても、メーカーやすんごい研究所しかないと思います。
じゃぁ~手で締めた感覚でしかないのか?と言うとそんなことはありません!
その①で工具について書いたときに載せていた、ペイントマーカーがあればほぼ正確なトルクが出ると思います!

画像にあるように、ペイントマーカーでローターナットとローターに一本線を引いてあげるだけで、ほぼ正確なトルクが出ます!
どう言う訳なん?って思った人のために、少しだけ説明。
ローターナットがメーカー値で締まっているときに、ローターナットとローターにまっすぐ線を引きます。
後は、締め付けるときにローターに引いてある線とローターナットの線をあわせるだけ!
要は、あわせマークを引くだけ。
簡単でしょぉ?
この方法ちゃんと実証が取れていて、名前も何とか法って…ちょっと忘れていましたが精度的には確か、どんな人がやっても70%ぐらいあったと思います。
ちなみに、トルクレンチを使っての精度は確か80%だったと思うんで、誤差1割程度なんです!
実際、整備の現場でも使われていて、整備書が到底無いクラッシクカーを扱うレストア屋さんや青年海外協力隊でいきなり何も無いところで見たことも無い車治せって時に使われるそうです。
で、このやり方のコツですが、このローターナットって凄い低いトルクで締めてあるんで、ローターをピニオンに入れてナットを締めるときに、手でスルスルって締めて、少し抵抗があるところまで締めます。
そうしたら、何度か少し緩めてまたその抵抗があるところまで繰り返し行います。
何度かやることで、ナットとローターとピニオンギアのねじ部の慣らしが出来て、さらにちゃんとトルクが立ち上がる場所が出てきます!
そしたら、レンチを使ってあわせの線が引いてある所まで締め付けます。
後、このあわせマークがあるだけで、ナットが緩んでいてもすぐ分かるんで、結構便利ですよ!
実際、レースの現場でも使用されていて、自分ス~パ~〇T選手権ってレースでメカやってるんですが、どのチームもほとんどのボルト、ナットにこのペイントマーカーやトルクシールを使っての緩み確認を行っています。
なんたって、一目で確認できるんで、整備時間の短縮も出来ますしね!

話し長くなりましたが、マークを書いてレンチを使ってナットを緩めます。
そしたらローターが外れるはずです!

画像のようになるはずです!
気をつけないといけないのが、ローターナットのベアリングの中に金属製のカラーあるのと、ローターナットの座面に白いうっすい樹脂製ワッシャーがあるのと、よくローター裏側のローターとワンウェイクラッチリングが付くところに、ワンウェイクラッチリングワッシャーってまたまたうっすいワッシャーが(イグが一枚、ルビが2枚)張り付いていることあるので気をつけてください!
とりあえず、今回はここまで!
意外と奥が深いでしょ~?
って事で、これから宮城AVのアンビレ道場破りをしにいってきます!
今日の目標は目指せ5段!
そんじゃ~!
前回はスプールが付くところの取り外しまでで終わってしまったので、今回はその先を書きたいと思います。
今回は、ローターを取っちゃお~!の巻です。
まず、ローターナットの横に黒いちっちゃいねじがあると思います。
これが、ローターナットのロックボルト。こいつで、ローターナットの緩み止めをしております。
意外と、重要なねじなんで無くさないように!
あと、締め忘れと言うか、存在自体を忘れてつけないことがよくあります?がこれが無いと、釣行中にいきなりローターが緩んでローターが噛んでしまいリールが動かなくなることがあります。
もし、これがトーナメント中だったら…。

そうです…。
自分…。
この間の宮城AVのローカルトーナメント中に、緩んでしまいリールが…

んで、2回戦敗退でした…。
そんでもって、ローターナットを緩めるんですが、ここで闇雲に緩めたらただの素人です!
ここで一手間やるかやらないかで、組み上げたときの仕上がりがぜんぜん違います。
このナット意外と重要で、こいつの締め付けトルクによって、ピニオンギアの大きいほうのメインベアリング(ダイワ展開図だとピニオンベアリングA、)の初期状態でのベアリングにかける圧力(俗に言うプレロード)を決めていたり、このプレロードによりピニオンギアのドライブピニオンに対する出シロを決め手いるので、ここをおろそかにするとピニオンギアのメインベアリングがゴロツキ、ザラツキ、シャラシャラ音がでたり、ギアのかみ合わせが悪くなって、ギアのゴロツキが出てしまいます。
じゃぁ~、パーツリストにも、カタログにも取り説にもここの締め付けトルクなんて書いて無いじゃん!!
…ってなりますよね!
俺は天才だから、緩めた感覚で締め付けトルクが分かる!って人もまずいないと思います。
仮に、ここの締め付けトルクが分かったとしても、ここを締め付けるぐらいの弱いトルクで効くトルクレンチなんて、まず市販されてないだろうし、売ってても高価だったりとまず手に入りません!
あっても、メーカーやすんごい研究所しかないと思います。
じゃぁ~手で締めた感覚でしかないのか?と言うとそんなことはありません!
その①で工具について書いたときに載せていた、ペイントマーカーがあればほぼ正確なトルクが出ると思います!

画像にあるように、ペイントマーカーでローターナットとローターに一本線を引いてあげるだけで、ほぼ正確なトルクが出ます!
どう言う訳なん?って思った人のために、少しだけ説明。
ローターナットがメーカー値で締まっているときに、ローターナットとローターにまっすぐ線を引きます。
後は、締め付けるときにローターに引いてある線とローターナットの線をあわせるだけ!
要は、あわせマークを引くだけ。
簡単でしょぉ?
この方法ちゃんと実証が取れていて、名前も何とか法って…ちょっと忘れていましたが精度的には確か、どんな人がやっても70%ぐらいあったと思います。
ちなみに、トルクレンチを使っての精度は確か80%だったと思うんで、誤差1割程度なんです!
実際、整備の現場でも使われていて、整備書が到底無いクラッシクカーを扱うレストア屋さんや青年海外協力隊でいきなり何も無いところで見たことも無い車治せって時に使われるそうです。
で、このやり方のコツですが、このローターナットって凄い低いトルクで締めてあるんで、ローターをピニオンに入れてナットを締めるときに、手でスルスルって締めて、少し抵抗があるところまで締めます。
そうしたら、何度か少し緩めてまたその抵抗があるところまで繰り返し行います。
何度かやることで、ナットとローターとピニオンギアのねじ部の慣らしが出来て、さらにちゃんとトルクが立ち上がる場所が出てきます!
そしたら、レンチを使ってあわせの線が引いてある所まで締め付けます。
後、このあわせマークがあるだけで、ナットが緩んでいてもすぐ分かるんで、結構便利ですよ!
実際、レースの現場でも使用されていて、自分ス~パ~〇T選手権ってレースでメカやってるんですが、どのチームもほとんどのボルト、ナットにこのペイントマーカーやトルクシールを使っての緩み確認を行っています。
なんたって、一目で確認できるんで、整備時間の短縮も出来ますしね!

話し長くなりましたが、マークを書いてレンチを使ってナットを緩めます。
そしたらローターが外れるはずです!

画像のようになるはずです!
気をつけないといけないのが、ローターナットのベアリングの中に金属製のカラーあるのと、ローターナットの座面に白いうっすい樹脂製ワッシャーがあるのと、よくローター裏側のローターとワンウェイクラッチリングが付くところに、ワンウェイクラッチリングワッシャーってまたまたうっすいワッシャーが(イグが一枚、ルビが2枚)張り付いていることあるので気をつけてください!
とりあえず、今回はここまで!
意外と奥が深いでしょ~?
って事で、これから宮城AVのアンビレ道場破りをしにいってきます!
今日の目標は目指せ5段!
そんじゃ~!
Posted by fanfan at 11:39│Comments(2)
│リールチューニング
この記事へのコメント
始めまして。
非常に参考になります。
私には到底無理です(笑)リアル4はバラせません(涙)
何時か教えて貰いたいぐらいです。
14日出られたんですね。
私は18日に頑張ります・・・。
来月18日も頑張って下さいね(^-^)v
五段にも是非なって下さいね(^-^)v
非常に参考になります。
私には到底無理です(笑)リアル4はバラせません(涙)
何時か教えて貰いたいぐらいです。
14日出られたんですね。
私は18日に頑張ります・・・。
来月18日も頑張って下さいね(^-^)v
五段にも是非なって下さいね(^-^)v
Posted by 空 at 2008年12月20日 15:54
返信おそくなりまして、すみません。
来月の18日ですが、すでに予約しております。
是非、現場で会えれば光栄です!
そのときはよろしくお願いします!
というかお手柔らかに!(笑)
来月の18日ですが、すでに予約しております。
是非、現場で会えれば光栄です!
そのときはよろしくお願いします!
というかお手柔らかに!(笑)
Posted by fanfan
at 2008年12月23日 10:54

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。